「あれ?いつもと違うランプが点いてる…」
「エンジンをかけ直しても、N-BOXの警告灯が消えない…」
「このまま運転しても大丈夫?」
愛車のメーターパネルに見慣れない警告灯が点灯、しかもそれが消えないとなると、とても不安になりますよね。
特にN-BOXのような日常の足として活躍する車なら、なおさらです。
「もしかして重大な故障の前兆?修理代はいくらかかるんだろう…」
と、次々に心配事が浮かんでくるかもしれません。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
この記事でわかること
- N-BOXの主な警告灯の種類と、それぞれの意味
- 警告灯が消えない場合に考えられる主な原因(エンジン警告灯、VSAなど)
- 警告灯を自分でリセットする方法と、その注意点
警告灯の意味を正しく理解し、適切に対処することで、大きなトラブルを防ぎ、安心してN-BOXに乗り続けることができます。
まずは落ち着いて、この記事で原因と対処法を確認していきましょう。
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ホンダ・N-BOX公式
そもそも、車の警告灯はなぜ点灯するのでしょうか?
警告灯は、車のさまざまなシステム(エンジン、ブレーキ、安全装置など)が正常に作動しているかを監視し、異常が検知された場合にドライバーに知らせるための重要な機能です。
N-BOXに限らず、警告灯には国際規格(ISO)で定められた色分けがあり、緊急度を示しています。
| 色分類 | 状態の意味 | 行動 | 主な例 |
|---|---|---|---|
| 赤色(危険) | 重大な異常の可能性が非常に高い | 直ちに安全な場所へ停車し、運転中止・点検が必要 |
|
| 黄色(注意) | 異常・不具合を検知しているが走行は可能 | できるだけ早めに点検・修理 |
|
| 緑色(安全・作動中) | システムが正常に作動している状態 | そのまま使用OK(故障ではない) |
|
今回のように「警告灯が消えない」場合、特に注意が必要なのは赤色と黄色の警告灯です。
エンジンの始動直後に一瞬点灯し、システムチェックが終わると消えるのが正常ですが、走行中も点灯し続けたり、一度消えたのに再び点灯したりする場合は、何らかのトラブルを抱えているサインです。
警告灯が点灯・点滅する主な種類と意味の一覧を詳しく解説
N-BOXにも多くの警告灯が搭載されていますが、ここでは特に重要で、点灯すると不安になりがちな警告灯をピックアップして解説します。
N-BOXの警告灯一覧として参考にしてください。
【警告灯まとめ表】
| 警告灯マーク | 名称 | 色 | 意味・対処法 |
|---|---|---|---|
| PGM-FI警告灯(エンジン警告灯) | エンジン制御システム異常 | 黄 |
|
| ABS警告灯 | ABS異常 | 黄 |
|
| ブレーキシステム警告灯 | ブレーキ系統異常 | 赤 |
|
| 充電警告灯 | 充電系統異常 | 赤 |
|
| VSA警告灯 | 横滑り防止装置異常 | 黄 |
|
| エアバッグシステム警告灯 | エアバッグ関連異常 | 赤 |
|
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エンジン警告灯・横滑り防止装置ランプが消えない主な原因とは

ホンダ・N-BOX公式
数ある警告灯の中でも、とくに注意したいのが「エンジン警告灯(PGM-FI警告灯)」と「VSA(横滑り防止装置)警告灯」です。
実際に、N-BOXオーナーの間では「ずっと消えない…」とネット検索されることが多い警告灯でもあります。
これらのランプが消えない主な原因としては、以下のようなものが考えられます。
【エンジン警告灯(PGM-FI)が消えない主な原因】
| 原因 | 説明 | N-BOXでの特徴・注意点 |
|---|---|---|
| O2センサー(酸素センサー)異常 |
|
|
| 点火系の異常(イグニッションコイル・スパークプラグ) |
|
|
| エアフローセンサー異常 |
|
|
| 触媒(キャタライザー)異常 |
|
|
| その他(バッテリーセンサー・ECU異常など) |
|
|
【VSA(横滑り防止装置)警告灯が消えない主な原因】
| 原因 | 説明 | N-BOXでの特徴・注意点 |
|---|---|---|
| VSAオフスイッチの誤操作 |
|
|
| バッテリー電圧の低下 |
|
|
| タイヤ・ホイールの問題 |
|
|
| 各種センサーの異常(ホイールスピードセンサー・舵角センサー等) |
|
|
| ブレーキスイッチの異常 |
|
|
少しでも「おかしい」と感じたら、無理をせず安全な場所に停車しましょう。
万が一の事態に備えて、自動車保険に付帯するロードサービス(レッカー)の連絡先を確認しておくことも大切です。
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N-BOXでVSA(横滑り防止装置)の警告灯が消えない場合の対応手順

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
「N-BOXのVSA警告灯が消えない」という状況は、比較的遭遇しやすいトラブルかもしれません。
VSA(横滑り防止装置)は、カーブでの膨らみやスリップを感知すると、ブレーキやエンジン出力を自動で制御して車の姿勢を安定させる重要な安全装置です。
これが消えない場合、以下の手順で対応してみてください。
- 安全な場所に停車し、一度エンジンを切る
システムの一時的なエラー(電圧低下など)であれば、エンジンを再始動することでリセットされ、警告灯が消える場合があります。
- VSAオフスイッチを確認する
「VSA OFF」スイッチが押されていないか確認します。
もし押されていて「VSA OFF」表示灯も点灯している場合は、もう一度スイッチを押してVSAをオンに戻します。
これでVSA警告灯が消えれば問題ありません。
- タイヤの状態を確認する
前後でタイヤサイズが違っていないか、極端に摩耗したタイヤや空気圧が低すぎるタイヤがないか確認します。
タイヤの異常が原因の場合、適切なタイヤに交換・空気圧調整をすることで消える可能性があります。
【上記を試しても消えない場合】
センサーの故障や配線の断線、システムの根本的な異常が考えられます。
VSAが作動しない状態で走行することになり、雨の日や急カーブなどで車が不安定になる危険性があります。
できるだけ早くホンダのディーラーや、診断機(スキャンツール)を備えた整備工場で点検を受けてください。
車検のタイミングでまとめて点検してもらうのも良い方法です。
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警告灯の点検も一緒に相談してみましょう。
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点灯や点滅を自分で消せる?リセット・消灯方法と注意点
自分で警告灯をリセット(消灯)する方法として、「バッテリーのマイナス端子を数分間外す」といった情報が見つかることがあります。
これは、車のコンピューター(ECU)への電源供給を一時的に断つことで、記憶されているエラーコードをリセットする方法です。
確かに、一時的なエラー(給油キャップの緩みなど)が原因で、その原因が解消された後も警告灯が点灯し続けている場合には、この方法で消えることがあります。
しかし、この方法は以下の理由から、基本的には推奨されません。
- 根本原因が解決していない
センサーの故障や部品の劣化が原因の場合、リセットしてもすぐに再点灯します。
問題を先送りにしているにすぎません。
- 重大なエラーコードも消えてしまう
整備工場で診断機にかける際、この「過去のエラーコード」が原因究明の重要な手がかりとなります。
リセットしてしまうと、整備士が「何が起きたのか」を把握しにくくなり、診断に時間がかかったり、原因特定が困難になったりする可能性があります。
- 他の設定もリセットされる
パワーウィンドウのオート設定や、オーディオ、時計などの設定も初期化されてしまうデメリットがあります。
警告灯が点灯するのは、車が「どこか調子が悪いよ」と送ってくれているサインです。
そのサインを無理やり消すのではなく、なぜサインが出ているのか、根本的な原因を突き止めて対処することが、N-BOXを安全に長く乗るために最も重要です。
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まとめ:N-BOXの警告灯が消えない症状は専門家への相談が安心・快適な運転への近道

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
今回は、「N-BOXの警告灯が消えない」というお悩みについて、主な警告灯の種類と意味、原因、対処法などを詳しく解説してきました。
メーターパネルの警告灯は、車の異常を知らせる重要なサインです。
点灯・点滅した際は、慌てず、まずは安全を確保することが最優先です。
【今回のまとめ】
- 警告灯には「赤(危険)」「黄(注意)」「緑(正常)」があり、赤や黄色が消えない場合は対処が必要。
- N-BOXで多い「エンジン警告灯」はO2センサーや点火系、「VSA警告灯」はバッテリー劣化やセンサー異常が主な原因。
- 赤色の警告灯(ブレーキ、充電、油圧など)は、直ちに運転を中止すべき危険なサイン。
- 自分でリセット(バッテリー端子外し)は、原因が解決せず、診断の妨げになるため非推奨。
- 警告灯が消えない場合は、ホンダディーラーや診断機を持つ信頼できる整備工場で、速やかに点検を受けることが最も安全で確実。
警告灯が点灯すると不安になりますが、早期に原因を特定し、適切に修理すれば、N-BOXはまだまだ快適に走り続けてくれます。
もし診断の結果、修理費用が高額になるようであれば、乗り換えも現実的な選択肢となります。
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車の維持には、予期せぬトラブルがつきものです。警告灯の点灯もその一つ。
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警告灯の不安を解消し、万全の体制で、これからもN-BOXとの素敵なカーライフをお送りください。
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