ダイハツの人気スーパーハイトワゴン「タント」。
広々とした室内空間や「ミラクルオープンドア」が魅力的で、購入候補に挙げている方も多いのではないでしょうか。
そんなタントについて、
「ガソリンタンクの容量って、実際何リットル入るの?」
「燃費は良いって聞くけど、一回の給油(満タン)でどれくらい走れるの?」
「タントファンクロスや旧モデル(LA650S/L375S)と容量は違う?」
といった疑問をお持ちではありませんか?
結論から言うと、タント・タントファンクロスのガソリンタンク容量は30Lです。
満タンでの目安は約500〜540km、給油ランプ点灯後は約375〜450kmがひとつの目安になります。
車の維持費や使い勝手を考えると、燃料タンクの容量や航続距離はとても大切なポイントですよね。
この記事では、タントのガソリンタンク容量について、以下の点を詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- 現行モデル(ファンクロス含む)と旧モデル(年式ごと)のガソリンタンク容量
- タントカスタムやグレードによる容量の違い
- 燃費から計算した「満タンでの走行距離」の目安
- ライバル車(N-BOXなど)とのタンク容量比較
この記事を最後まで読めば、タントの燃料に関する疑問がスッキリ解消し、あなたの車選びにきっと役立つはずです。
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タント・タントファンクロスのガソリンタンク容量とは?カタログ表示の実態

ダイハツ・タント公式
まずは、現行モデルのダイハツ・タントおよび、人気派生モデルの「タントファンクロス」のガソリンタンク容量から見ていきましょう。
現在新車で販売されている4代目のタント(LA650S/LA660S系)およびタントファンクロスのガソリンタンク容量は、カタログ上で「30リットル」となっています。
これは、軽自動車としては標準的なサイズです。
「え、意外と少ない?」
と感じる方もいるかもしれませんが、最近の軽自動車は燃費性能が非常に高いため、30リットルでも十分な航続距離を確保できる設計になっています。
ちなみに、ガソリンスタンドで給油する際、「満タン」にしてもカタログ値の30リットルぴったり入ることは稀です。
なぜなら、ガソリンメーターの残量警告灯(給油ランプ)が点灯した時点でも、タンク内にはまだ数リットルの「予備燃料(マージン)」が残っているからです。
これは、ガス欠を避けるための安全設計。
そのため、ランプ点灯直後に給油した場合、実際に入るガソリンの量は25リットル前後になることが多いでしょう。
タントのモデル・年式ごとのタンク容量と変更履歴を徹底比較
タントは長い歴史を持つモデルであり、モデルチェンジ(年式)によってタンク容量が異なっています。
中古車を検討している方は特に注意が必要です。
歴代タントのガソリンタンク容量を比較してみましょう。
| モデル(型式) | 販売期間 | タンク容量 (2WD) | タンク容量 (4WD) |
|---|---|---|---|
| 初代 (L350S/L360S) | 2003年~2007年 | 36 リットル | 34 リットル |
| 2代目 (L375S/L385S) | 2007年~2013年 | 36 リットル | 34 リットル |
| 3代目 (LA600S/LA610S) | 2013年~2019年 | 30 リットル | 30 リットル |
| 4代目 (LA650S/LA660S) | 2019年~現在 | 30 リットル | 30 リットル |
このように、初代と2代目(L375S系など、いわゆる「10年前のタント」)は34〜36リットルと現行モデルより大きいタンクを搭載していました。
3代目(LA600S系)から、プラットフォームの刷新や軽量化、エンジン効率の向上といった燃費改善技術が進んだことにより、タンク容量が30リットルに変更されました。
タンクが小さくなっても、燃費が良くなったことで、航続距離はむしろ向上しているモデルもあります。
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タントカスタムやグレード別のガソリン容量・装備仕様を比較解説
タントには、標準モデルのほかに、精悍なデザインが人気の「タントカスタム」があります。
また、それぞれにNA(自然吸気)エンジンとターボエンジン搭載グレード(カスタムRSなど)が設定されています。
「カスタムやターボモデルは、タンク容量も違うの?」
と気になるかもしれませんが、ご安心ください。
現行タント(4代目)および3代目(LA600S系)において、タントとタントカスタム、NAとターボ、2WDと4WD、どのグレードであっても、ガソリンタンク容量はすべて共通の「30リットル」です。
ただし、ターボモデルや4WDモデルは、NAモデルや2WDモデルに比べて燃費性能がやや劣る傾向があります。
そのため、同じ30リットルのタンクでも、満タンからの航続距離には差が出てくることになります。
装備仕様としては、メーター内のガソリン残量表示のデザインがグレードによって異なる場合がありますが、容量自体は同じです。
タントの燃費とガソリンタンク容量から計算する最大航続距離

ダイハツ・タント公式
では、タンク容量30リットルのタントは、ガソリン満タンで一体どこまで走れるのでしょうか?
航続距離を計算してみましょう。
航続距離は、以下の計算式で求められます。
航続距離(km) = ガソリンタンク容量(L) × 燃費(km/L)
タント(4代目・2WD・NAモデル)のカタログ燃費(WLTCモード)は 22.7km/L です。
単純計算すると
30L × 22.7km/L = 681km
となります。
理論上は、満タンで東京から岡山県あたりまで無給油で走れる計算になりますね。
ただし、これはあくまで「タンクが完全に空になるまで」の理論値です。
実際には、給油ランプが点灯する(残り5Lと仮定)までに走行できる距離で考えるのが現実的です。
(30L - 5L) × 22.7km/L = 567.5km
これでも十分な航続距離と言えるでしょう。
ガソリン満タンにした場合の走行距離としては、500km以上を一つの目安にできそうです。
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燃費性能やWLTCモードによるタントの実走行距離をシミュレーション
カタログ燃費(WLTCモード)は、国際的な走行モードに基づいて測定されていますが、実際の走行(実燃費)とは差が出ることが多いです。
実燃費は、運転の仕方(急発進・急ブレーキ)、エアコンの使用、乗車人数、タイヤの空気圧、市街地走行の多さなど、様々な要因で変動します。
「タントは燃費悪い」と感じる方は、これらの使い方を見直してみると改善するかもしれません。
一般的に、実燃費はWLTCモードの7割〜8割程度になることが多いと言われています。
仮に、タント(4代目・2WD・NA)の実燃費を 18km/L(WLTCモードの約8割)と仮定して、航続距離を再シミュレーションしてみましょう。
- 満タン(30L)での実走行距離: 30L × 18km/L = 540km
- 給油ランプ点灯まで(25L使用)の実走行距離: 25L × 18km/L = 450km
市街地走行がメインで実燃費が15km/L程度になったとしても、ランプ点灯までに375km(25L × 15km/L)は走れる計算です。
日常使いで給油の頻度を気にする必要は、あまりなさそうですね。
タントと他のダイハツ軽自動車・ホンダN BOXなど競合車種の容量比較
タントの30Lというタンク容量は、他の軽自動車と比べてどうなのでしょうか?
ライバルとなるスーパーハイトワゴンや、他のダイハツ車と比較してみましょう。
| 車種 | メーカー | タンク容量(2WD/FF) |
|---|---|---|
| タント | ダイハツ | 30 L |
| N-BOX | ホンダ | 27 L |
| スペーシア | スズキ | 27 L |
| ムーヴ キャンバス | ダイハツ | 30 L |
| ワゴンR | スズキ | 27 L |
| ルークス | 日産 | 27 L |
(※いずれも現行モデルの主なタイプ)
こうして見ると、ライバルのN-BOXやスペーシア、ルークスが27Lを採用しているのに対し、タントは30Lと、標準的、あるいはやや大きめの容量を持っていることがわかります。
タンク容量が小さい車種は、それだけ車体を軽量化できたり、燃費性能に自信があるとも言えますが、給油1回あたりの航続距離はタントの方が長くなる傾向にあると言えるでしょう。
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タントのガソリン満タンにはいくらかかる?燃料費と給油方法

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
「タントのガソリン満タン料金」が気になる方も多いでしょう。
これはもちろん、その時のガソリン価格によって変動します。
仮に、レギュラーガソリンの価格が 1リットルあたり150円 だった場合で計算してみます。
- タンク容量(30L)を満タンにする場合: 30L × 150円/L = 4,500円
- 給油ランプ点灯時(残り5Lと仮定)に25L給油する場合: 25L × 150円/L = 3,750円
最近はガソリン価格も高騰していますが、軽自動車であるタントは、満タンにしても4000円〜5,000円、ランプ点灯時の給油なら3500〜4,000円で済むことが多い、とイメージしておくと良いでしょう。
ちなみに、タントの給油口は、車両の左側(助手席側)の後方にあります。
セルフのガソリンスタンドで慌てないように覚えておきましょう。
タントの中古車・新車購入時に確認したい燃料タンクの保証・点検情報
これからタントの購入を検討される方へ、燃料タンクに関する確認ポイントもご紹介します。
【新車で購入する場合】
燃料タンクや燃料メーターといった部品は、メーカーの「特別保証」の対象となることが一般的です。
ダイハツの場合、新車登録から5年間または走行距離10万kmのいずれか早い方まで、が保証期間となります。
詳しくは、お近くのディーラーで最新情報をご確認ください。
最新のタントの装備やグレード詳細は、ダイハツ公式サイトで確認するのが確実です。
【中古車で購入する場合】
中古車でタントを選ぶ際は、年式によってタンク容量が異なる点(特にL375S系以前は34〜36L、LA600S系以降は30L)を再度確認しましょう。
また、年式が古い車体は、燃料漏れやメーターの不具合がないか、販売店の保証内容をしっかりチェックすることが大切です。
タントのユーザーレビューに見る『カタログ値と実際の給油量』のリアルな声

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実際にタントに乗っているオーナーは、給油量についてどう感じているのでしょうか?
レビューサイト(みんカラ、価格.comなど)の声をいくつか拾ってみました。
- 「給油ランプが点灯してからスタンドに行って、だいたい25Lくらい入る感じかな。」
- 「満タン法で燃費計算してるけど、だいたい26L〜27Lで給油することが多い。30L全部使い切ることはまずない。」
- 「LA600Sだけど、ランプ点灯からでも意外と粘る。でも精神衛生上、メモリが2つになったら入れるようにしてる。」
- 「L375SからLA650S(現行)に乗り換えた。タンクは小さくなったけど、燃費がすごく良くなったから給油頻度は変わらないか、むしろ減ったかも。」
やはり、多くの方がカタログ値の30Lぴったりではなく、25L〜28L程度で給油している実態がうかがえます。
よくある質問『満タンで何リットル入るの?』をQ&Aで紹介
タントのガソリン容量に関して、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
Q1:給油ランプが点灯したら、あと何リットル残っていますか?
A1:車種や走行状況、傾斜などによって変動しますが、現行タント(容量30L)の場合、一般的に残り5〜7L程度で点灯することが多いようです。
取扱説明書には「燃料残量が約4.9L(2WD車)または約6.4L(4WD車)になると点灯」といった記載があります。(LA650S系)
Q2:10年前のタント(L375Sなど)のタンク容量は?
A2:2代目のL375S系(2007年~2013年)ですね。
2WDモデルで36L、4WDモデルで34Lと、現行モデルより一回り大きいタンクを搭載しています。
10年前のタント燃費も気になるところですが、当時のカタログ燃費(JC08モード)で2WD・NAモデルが25km/L程度、実燃費は10km/L台後半が中心だったようです。
Q3:タンク容量は大きい方が良いですか?
A3:一概にそうとは言えません。
タンクが大きいと航続距離は伸びますが、満タン時の車重が重くなり、燃費に悪影響が出る側面もあります。
また、タンクのスペース分、室内の設計に制約が出ることも。
タントの30Lという容量は、現在の優れた燃費性能と車内空間のバランスを考えた、最適なサイズと言えるでしょう。
タントのタンク容量を理解して賢くクルマを選ぶ方法とポイント

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ここまで見てきたように、タントのガソリンタンク容量は、車の使い方をイメージする上で一つの重要な指標となります。
- 現行タント(30L)は、優れた燃費性能と相まって、一回の給油で400km〜500km以上の実走行が期待できる。
- 給油の頻度は、N-BOXやスペーシア(27L)と比べても同等か、むしろ少なくなる可能性がある。
車選びは、タンク容量だけでなく、燃費、室内空間、安全性能(スマートアシストなど)、そしてデザインなど、総合的に判断することが大切です。
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まとめ:タントのガソリン容量・燃費・給油に関する総まとめとおすすめポイント

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
今回は、ダイハツ・タントのガソリンタンク容量について詳しく解説しました。
最後に、この記事のポイントを「今回のまとめ」として箇条書きにします。
【今回のまとめ】
- 現行タント(4代目 LA650S系)と3代目(LA600S系)のガソリンタンク容量は30リットル(タントファンクロスも同様)。
- 初代・2代目(L375S系など)は34〜36Lと、現行より少し大きかった。
- 「タントカスタム」やターボグレード、4WDでも、タンク容量は30リットルで共通。
- 給油ランプは残り5〜7L程度で点灯することが多く、実際の給油量は25L前後が一般的。
- WLTCモード燃費(22.7km/L)と実燃費(約18km/L)から計算すると、給油ランプ点灯までの実走行距離は400km〜450km程度が目安。
- ライバルのN-BOXやスペーシア(27L)と比べ、タンク容量は標準的かやや大きい。
タントは、軽自動車トップクラスの室内空間を持ちながら、日常使いに十分な航続距離も確保している、非常にバランスの取れた一台です。
