「スズキのスペーシア、室内が広くて便利そうだけど、後部座席の倒し方がよくわからない…」
「大きな荷物を積みたい時や、車中泊に挑戦してみたいけど、シートアレンジって難しくない?」
広い室内空間が魅力のスペーシアですが、その機能を最大限に活かすシートアレンジの方法について、こんな疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事を読めば、そんなあなたの悩みをスッキリ解決できます。
この記事でわかること
- スペーシアの後部座席の基本的な倒し方と手順
- シートが倒れない時の原因と簡単な対処法
- 車中泊や大きな荷物の積載に役立つシートアレンジ活用術
- カスタムやギアなどモデルごとの違い
写真を交えながら、誰でも簡単にできる後部座席の倒し方を徹底解説します。
この記事を最後まで読めば、スペーシアの使い勝手が格段にアップし、あなたのカーライフがもっと豊かで楽しいものになるはずです。
スペーシアの後部座席の倒し方とは?基本手順と注意ポイント

スズキ・スペーシア公式
スズキ「スペーシア」の最大の魅力の一つは、誰でも驚くほど簡単に操作できる後部座席です。
レバーを引くだけのシンプルな操作で、広大なフラットスペースを生み出し、日常の買い物からアウトドアレジャーまで、あらゆるシーンで活躍します。
基本的な倒し方は、後部座席の肩口か荷室側にあるレバーを引きながら背もたれを前に倒すだけ。このワンタッチ操作で、あっという間に荷室を拡大できます。
この手軽さは、現行モデルだけでなく、旧型モデルにも共通するスペーシアの伝統的な長所です。
そのため、運転席や助手席側からでも、荷室側からでも、その時の状況に応じてスムーズにシートアレンジが可能。
例えば、雨の日に後ろのドアから荷物を積み込む際も、わざわざ車内に乗り込む必要がなく、非常にスマートです。
ここからは、具体的な手順や注意点、さらに便利な活用方法まで詳しく解説していきますので、ぜひマスターしてスペーシアを使いこなしましょう。
後部座席を倒す前に確認したい準備と注意事項まとめ
簡単操作が魅力のスペーシアですが、後部座席を倒す前には、安全とスムーズな作業のためにいくつか確認しておきたいポイントがあります。
【準備と注意事項】
- 座席周りの荷物を確認する
シートの上や足元、シート下に荷物や小物が置かれていないか確認しましょう。
物が挟まると、シートがうまく倒れなかったり、破損の原因になったりします。
- シートベルトの確認
シートベルトのタング(金具)が座席の隙間に挟まっていないかチェックしてください。
挟まったまま無理に倒すと、シートやベルトを傷める可能性があります。
- 指などを挟まないように注意
操作中は、シートの可動部分やロック部分に指を挟まないよう、十分に注意してください。
特に小さなお子様がいる場合は、周りにいないことを確認してから操作しましょう。
- 左右均等に操作する
背もたれを倒したり戻したりする際は、片側だけに無理な力を加えず、中央付近を持ってゆっくりと操作するのがコツです。
DIYでシートのツメを加工するようなカスタム事例も見られますが、安全性が損なわれたり、完全にフラットにならなかったりする可能性もあります。
基本的にはメーカーの設計通りに使用するのが、安全で快適に車を長く使うための最善の方法です。
シートアレンジ性能の魅力と特徴を解説
スペーシアの優れたシートアレンジ機能は、どのグレードでも基本的に共通しており、多彩な使い方が可能です。
最大の魅力は、後部座席を倒すだけで生まれる広大な「フルフラット空間」です。
運転席と助手席のヘッドレストを外し、シートを一番前にスライドさせてから後ろに倒せば、後部座席と繋がり、まるでリビングのようにくつろげる空間が完成します。
また、後部座席は5:5の分割可倒式になっているため、
- 左側だけ倒して、3人乗り+長尺物(サーフボードやカーペットなど)
- 右側だけ倒して、3人乗り+背の高い荷物(観葉植物など)
といったように、乗車人数と荷物の量に合わせて柔軟にレイアウトを変更できます。
このアレンジの自由度の高さが、スペーシアを単なる移動手段ではなく、趣味やライフスタイルを豊かにするパートナーにしてくれるのです。
スペーシアには標準モデルとカスタムがあり、どちらも後部座席を倒す基本構造は共通しています。
スペーシア標準モデルとカスタムの倒し方に違いはあるのか
スペーシアには標準モデルとカスタムがあり、どちらも後部座席を倒す基本構造は共通しています。
車内空間の広さは軽自動車トップクラスで、どちらも左右スライドドアを備えており、シートの倒し方自体に大きな違いはありません。
背もたれのレバーを引くだけで簡単に座席を倒すことができるので、どちらの車種でも使い勝手が良いです。
カスタムモデルでは、内外装デザインや装備がグレードアップしている分、快適性や個性を感じる要素が多い一方、シートアレンジに関しては変わらず同等の機能が搭載されています。
頑丈で軽量なボディ構造やスーツケースをイメージしたデザインなど、スペーシアならではの魅力も楽しめます。
公式カタログでも座席の使い方は型式・タイプを問わず分かりやすく案内されているので、車種選びの際は好みや利用スタイルに合わせて比較検討するのがおすすめです。
スペーシア カスタム・ギア・ベースで異なる後部座席の倒し方を徹底比較
スペーシアには、スタイリッシュな「カスタム」、アクティブな「ギア」、そして商用ベースの「ベース」といった派生モデルが存在しますが、後部座席を倒す基本的な操作方法や構造は、標準モデルを含めすべて共通です。
どのモデルを選んでも、肩口や荷室のレバーを使ったワンタッチ操作で、簡単にフラットな荷室を作り出せます。
ただし、それぞれのモデルのコンセプトによって、シートアレンジが活きるシーンは少し異なります。
- スペーシア/カスタム

スズキ・スペーシア公式
撥水加工シートなどを備え、日常使いから週末のレジャーまで幅広く対応。
フルフラットにして、家族でゆったりくつろぐのに最適です。
- スペーシア ギア

スズキ・スペーシア ギア公式
防水・撥水性に優れたシートや防汚タイプのラゲッジフロアを採用。
アウトドアで濡れたり汚れたりした荷物も気兼ねなく積載できます。
- スペーシア ベース

スズキ・スペーシア ベース公式
標準装備のマルチボードを使えば、後部座席を倒した空間をデスクにしたり、上下二段の棚にしたりと、車を移動オフィスやお店のように活用できます。
倒し方は同じでも、モデルごとの特性を理解することで、あなたのライフスタイルに合った一台が見つかるはずです。
他社自動車(ホンダN-BOX・ジムニー)とスペーシアの後部座席の使い勝手を比較
軽ハイトワゴン市場には、ホンダのN-BOXのような強力なライバルが存在します。
また、同じスズキでもジムニーのような個性的な車種もあります。
これらの車種と比較すると、スペーシアの後部座席の魅力がより際立ちます。
- ホンダ N-BOXとの比較

ホンダ・N-BOX公式
N-BOXは、後部座席の座面を跳ね上げて高さのある荷物を確保できる「チップアップ機構」が特徴です。
これにより、背の高い荷物を積むのに非常に便利です。
一方、スペーシアは前後スライド機構が大きな強み。
荷室の広さを優先したり、後部座席の足元を広げたりと、柔軟に空間を調整できます。
フラットにする際の操作はどちらも簡単ですが、スライドによる空間調整の自由度はスペーシアが優れていると言えるでしょう。
- スズキ ジムニーとの比較

スズキ・ジムニー公式
本格オフローダーのジムニーは、悪路走破性を最優先に設計されているため、後部座席は補助的です。
倒せばフラットな荷室になりますが、居住性や操作の手軽さよりも、タフさや荷物の固定しやすさが重視されています。
比べてスペーシアは、あくまで乗る人の快適性が第一。誰でも簡単に操作でき、広々とした快適な空間を作り出せる点が大きく異なります。
このように比較すると、スペーシアの後部座席は「簡単な操作性」と「スライド機能による空間アレンジの柔軟性」において、非常にバランスの取れた優れた設計であることがわかります。
スペーシアの後部座席を倒す場所とレバーの表示

スズキ・スペーシア(荷室)公式
言葉で説明するよりも、実際にどこを操作するのか一番分かりやすいですよね。
ここでは、後部座席を倒すためのレバーの場所を解説します。
操作箇所は主に2つあります。
- 後部座席の肩口にあるレバー
後部座席に座った状態や、スライドドアを開けて車外から操作する際に便利です。
このレバーを引き上げながら、背もたれを前に押すだけで簡単に倒せます。
- 荷室(ラゲッジスペース)側にあるレバー
バックドアを開けて、荷物を積み込む際に非常に便利です。
わざわざスライドドア側に回り込む必要がなく、荷室側から直接レバーを引けば、ワンタッチで背もたれを倒すことができます。
どちらからでも同じように操作できるこの「デュアルアクセス」設計が、スペーシアの使い勝手を飛躍的に向上させています。
後部座席を倒した後の戻し方・リクライニング機能も詳しく解説
後部座席を倒した後、元の状態に戻すのも簡単です。
【後部座席の戻し方】
- 倒した背もたれを手で持ち上げます。
- 「カチッ」と音がしてロックがかかるまで、ゆっくりと引き起こします。
- 最後に背もたれを軽く前後に揺すり、しっかりと固定されているか確認しましょう。
戻す際に、シートベルトが挟まらないようにだけ注意してください。
また、スペーシアの後部座席にはリクライニング機能も備わっています。倒す時と同じレバーを引いたまま、背もたれに体を預けたり、手で押したりすることで、好きな角度に調整できます。
長距離ドライブの際に少し倒してリラックスしたり、荷物の形に合わせて角度を微調整したりと、地味ながら非常に便利な機能です。
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スペーシアの後部座席が倒れない時の対処法と確認すべきポイント

スズキ・スペーシア公式
「いつも通り操作しているのに、後部座席が倒れない…」
そんなトラブルに直面した時でも、慌てる必要はありません。
故障と判断する前に、いくつかのポイントを確認することで、意外と簡単に解決できる場合があります。
まず最初に確認すべきなのは、「何かが挟まっている」可能性です。
【倒れない時のチェックリスト】
- シートベルトが絡まっていませんか? → 最も多い原因の一つです。シートの根元や側面に、ベルトの金具や布地が挟まっていないか確認してください。
- シートレール(床の溝)に小物が落ちていませんか? → 子供のおもちゃや小銭、お菓子の袋などが挟まっていると、シートのスライドやロック解除の妨げになります。
- フロアマットがめくれていませんか? → 純正品でないフロアマットや、ズレてしまったマットがシートの可動域に干渉していることがあります。
- シートの上に荷物が載っていませんか? → 見落としがちですが、軽い荷物でもバランスが悪いとロック解除の妨げになる場合があります。
これらの基本的な点を確認しても解決しない場合は、次のステップに進みましょう。
レバーを引いてもロック解除されない時の対処方法
レバーを引いても手応えがなかったり、ロックが解除されなかったりする場合は、以下の方法を試してみてください。
- 背もたれを少し押したり引いたりしてみる
レバーを引いたまま、背もたれを前後に少し揺するように動かしてみましょう。
ロック部分の噛み合いが少しズレているだけの場合、これで解除されることがあります。
- レバーを引く角度を変えてみる
いつもと同じ角度で引くだけでなく、少し上向きや横向きに引いてみると、内部のワイヤーがうまく作動することがあります。
- 一度リクライニングさせてみる
少しだけ背もたれを後ろに倒す(リクライニングさせる)動きをしてから、再度前に倒す操作を試してみてください。
これらの方法を試しても動かない場合は、内部のワイヤーが伸びたり切れたりしている可能性があります。
無理に力を加えると他の部品を破損させる恐れがあるため、ディーラーや整備工場に相談することをおすすめします。
座席の動きが固い・重いと感じたら試したい簡単な整備手順
「倒れることは倒れるけど、なんだか動きが渋い、重い…」
と感じる時は、簡単なメンテナンスで改善されることがあります。
【動きが固い時のメンテナンス手順】
- シートレールの清掃
まず、後部座席を一番前までスライドさせ、床に見える金属製のシートレールを掃除します。
掃除機で砂やホコリ、ゴミを吸い取り、固く絞った布で拭き上げましょう。驚くほど動きがスムーズになることがあります。
- 可動部への注油(※注意が必要)
シートのロック機構やヒンジ(蝶番)部分の動きが悪い場合、潤滑スプレーが有効なこともあります。
ただし、スプレーの種類や塗布する場所を間違えると、逆にホコリを吸着して症状を悪化させたり、内装を汚したりする原因になります。
自信がない場合は、専門家にお願いするのが最も安全で確実です。
基本的には、定期的なレールの清掃だけでも、快適な操作感を維持できます。
後部座席倒し後の戻し方が分からない時に確認するべきこと
倒した座席を元に戻せない、ロックがかからない、という場合も、まずは落ち着いて基本的な部分を確認しましょう。
- ロック部分に異物がないか確認
背もたれを固定するフック(車体側)と、ロックがかかる部分(シート側)に、ゴミや荷物が挟まっていないか目視で確認してください。
- シートベルトを完全に引き出す
シートベルトが途中でロックされてしまい、背もたれを起こす邪魔になっていることがあります。
一度ベルトを根元まで全て引き出してから、ゆっくりと戻すとロックが解除されます。
- 左右の高さがズレていないか確認
あまりないケースですが、シートが少し傾いた状態で固定されようとしていると、うまくロックがかかりません。
一度シート全体を軽く揺すり、正しい位置に収まっているか確認してから、再度背もたれを引き上げてみてください。
どうしても戻らない場合は、無理な力を加えず、ディーラーや販売店に連絡しましょう。
後部座席のシートアレンジでフルフラットを実現するコツ

スズキ・スペーシア ギア(室内空間)公式
スペーシアで最大限のフラット空間を作るには、後部座席を倒すだけではなく、いくつかのコツがあります。
【完璧なフルフラットを作る手順】
- 前席(運転席・助手席)のヘッドレストを外す。 ヘッドレストの根元にあるボタンを押しながら引き抜きます。
- 前席を一番前までスライドさせる。 これで後部座席との間にスペースが生まれます。
- 前席の背もたれを一番後ろまで倒す(リクライニングさせる)。
- 後部座席を一番前までスライドさせる。
- 後部座席の背もたれを前に倒す。
この手順で、前席と後席の段差が最小限になり、快適なフルフラット空間が完成します。
市販の車中泊用マットなどを敷けば、段差はほとんど気にならなくなり、足を伸ばしてゆったりと休むことができます。
▼車中泊用のおすすめアイテムはこちらの記事にまとめています。
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シートアレンジで快適な車内空間!おすすめの活用アイデア

スズキ・スペーシア カスタム公式
スペーシアのシートアレンジをマスターすれば、その広大な室内空間を最大限に活用できます。
後部座席を倒すだけで、荷室長は通常時の約2倍に拡大。日常のシーンから特別な日まで、その使い道は無限大です。
例えば、
- 普段の買い物: スーパーの大きなカート1台分の荷物も余裕で積載。
- 週末のアウトドア: クーラーボックスやテント、折りたたみチェアなど、かさばるキャンプ用品も楽々。
- DIY・ガーデニング: ホームセンターで購入した長い木材や、大きな観葉植物も運べます。
さらに、助手席まで倒せば、サーフボードやスノーボード、ラグカーペットといった長尺物も積載可能に。
軽自動車とは思えない積載能力が、あなたの「やってみたい」を力強くサポートします。
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フルフラットモードを利用して車中泊を快適に楽しもう
スペーシアのフルフラットモードは、快適な車中泊に最適です。
前席から荷室後端まで、最長で約210cmもの広大な空間が生まれるため、大人の男性でも足を伸ばして横になれます。
【車中泊を快適にするポイント】
- 段差を解消するマットは必須!
フルフラットにしても、シートの継ぎ目には多少の段差が残ります。
厚さ5cm〜10cm程度のインフレータブルマットやウレタンマットを敷くことで、まるでベッドのような寝心地になります。
- プライバシーと断熱対策にシェードを
窓に専用のサンシェードやカーテンを取り付ければ、外からの視線を遮り、プライバシーを確保できます。
また、夏は日差しを、冬は冷気を遮断する効果もあり、車内温度を快適に保てます。
- 頭は前席側がおすすめ
車両は構造上、少しだけ前下がりになっています。
そのため、頭を前席側(車両前方)に向けて寝ると、体が水平に近くなり、より快適に眠れます。
スペーシアなら、思い立った時に気軽に「車中泊」という非日常の体験ができます。
▼車中泊用のおすすめアイテムはこちらの記事にまとめています。
車中泊や荷物の積載に便利なスペーシアのシートアレンジアイデア集
スペーシアのシートアレンジは、フルフラットだけではありません。
乗る人数や荷物の種類に合わせて、様々なレイアウトが可能です。
【シートアレンジアイデア集】
- パターン1:3人乗り+長尺物
後部座席の片側(助手席側)だけを倒し、助手席も倒します。
こうすることで、3人が乗車したまま、釣り竿やスキー板のような長い荷物を積むことができます。
- パターン2:2人乗り+自転車
後部座席を両方倒し、前席は通常通り使用します。
この状態なら、前輪を外すなどの工夫次第で、大人用の自転車を積載することも可能です。
- パターン3:1人乗り+最大積載モード
助手席と後部座席をすべて倒せば、まさに軽自動車の限界に挑戦するほどの積載空間が出現。
小さな引っ越しなら、スペーシア1台でこなせてしまうかもしれません。
このように、スペーシアはあなたのアイデア次第で、あらゆるニーズに応えてくれる万能なパートナーなのです。
スペーシア後部座席のリクライニング・スライド機能の便利な活用術
後部座席を「倒す」だけでなく、「リクライニング」と「スライド」機能を日常的に活用することで、スペーシアの快適性はさらに向上します。
【スライド機能の活用術】
- 後席優先モード
後部座席を一番後ろまでスライドさせれば、まるでリムジンのような広大な足元空間が生まれます。
お子様の着替えや、ゲストをもてなす際に喜ばれるでしょう。
- 荷室優先モード
後部座席を一番前までスライドさせれば、人を乗せた状態でも荷室の奥行きを最大化できます。
ベビーカーやスーツケースなど、大きな荷物を積む際に便利です。
【リクライニング機能の活用術】
- リラックスモード
長距離ドライブの休憩中、少しだけリクライニングさせるだけで、体の負担が大きく軽減されます。
- チャイルドシートに最適
お子様がチャイルドシートで眠ってしまった時、少しリクライニングさせてあげると、首がガクンとなるのを防げます。
これらの機能を組み合わせることで、乗る人、積む荷物、あらゆる状況で常に最適な室内空間を作り出すことができます。
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スペーシアの後部座席倒し方に関するよくある質問とQ&A一覧

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
ここでは、スペーシアの後部座席に関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
Q1. 中古のスペーシアでも、後部座席はスムーズに倒せますか?
A1. はい、ほとんどの場合スムーズに操作可能です。
スペーシアのシート機構は耐久性が高く、年式が古くても問題なく使えることが多いです。
ただし、購入前には実際にシートを操作させてもらい、動きの渋さや異音がないかを確認することをおすすめします。
特にシートレールの状態はチェックしておくと安心です。
Q2. 後部座席にあるテーブルのたたみ方がわかりません。
A2. 後部座席のパーソナルテーブルは、一度少し持ち上げてから手前に引くようにすると、ロックが外れてたためる構造になっています。
無理に押し込まず、軽く持ち上げるのがコツです。
Q3. シートアレンジをしたら、オットマンが戻せなくなりました。
A3. スペーシアの「オットマンモード」から元に戻す際は、まず背もたれのリクライニングレバーを引きながら、背もたれを少し起こします。
その後、座面下のレバーを操作して足を下ろすように戻します。
取扱説明書にも図解がありますので、ご確認ください。
Q4. ベースグレードの後部座席は乗り心地が悪いですか?
A4. スペーシアベースの後部座席は、荷室のフラットさを優先した設計のため、標準モデルに比べると座面が薄く、乗り心地は少し硬めに感じられるかもしれません。
長距離移動が多い場合は、一度試乗して確認することをおすすめします。
中古車・新車購入前に知っておきたいスペーシア後部座席の使い方
スペーシアの購入を検討しているなら、新車・中古車を問わず、後部座席の使い勝手は必ずチェックしたい重要なポイントです。
特に中古車の場合は、前のオーナーの使い方によってシートの状態が異なります。
展示車で実際にシートを倒したり、スライドさせたりして、以下の点を確認しましょう。
- レバーの操作感はスムーズか
- スライドやリクライニング時に異音やガタつきはないか
- シートに大きな汚れやヘタりはないか
これらのポイントは、車の状態を知る良い手がかりになります。
後悔しない中古車選びのためにも、しっかりと確認することが大切です。
中古車選びの基本的なポイントや注意点については、「後悔しない中古軽自動車の選び方と人気おすすめ車種を徹底解説」の記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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後悔しない中古軽自動車の選び方と人気おすすめ車種を徹底解説
「中古で軽自動車を買いたいけど、どんな点に注意すればいいんだろう…」 「買ってから後悔するような失敗 ...
続きを見る
中古のスペーシアでも後部座席倒しはスムーズに可能なのか?
前述の通り、中古のスペーシアでも後部座席の操作はスムーズに行える車両がほとんどです。
ワンタッチで操作できるシンプルな構造は、経年劣化しにくいというメリットもあります。
荷室側とスライドドア側の両方から操作できるデュアルアクセス設計や、左右分割で倒せる柔軟性も、もちろん中古車でも健在です。
助手席まで倒せば約2mの長尺物にも対応できるなど、その使い勝手の良さは色褪せません。
安心して中古のスペーシアを選ぶためには、信頼できる販売店で購入することが重要です。
保証が充実していたり、納車前の点検整備がしっかり行われていたりするお店を選びましょう。
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軽自動車の中古はやめたほうがいい?買う前に確認すべき重要ポイント
スペーシアの燃費・エンジン性能と後部座席アレンジの関係性

スズキ・スペーシア カスタム公式
たくさんの荷物を積んだり、家族で遠出したりするなら、燃費性能も気になりますよね。
スペーシアは、マイルドハイブリッドシステムを搭載しており、軽ハイトワゴンの中でもトップクラスの低燃費(WLTCモードで最大25.1km/L ※HYBRID G)を実現しています。
後部座席を倒して大きな荷物を積むと車重が増えるため、燃費は若干悪化する傾向にありますが、それでもスペーシアの優れた燃費性能があれば、ガソリン代を気にせずアクティブに出かけられます。
静かでスムーズな加速も魅力で、たくさんの荷物を積んだ状態でもストレスなく運転できるでしょう。
USBポートやスマートアシストなど便利機能も徹底紹介
スペーシアの魅力は、広い室内空間だけではありません。快適なドライブをサポートする便利な機能も満載です。
- USB電源ソケット
インパネ部分に標準装備されており、運転席や助手席でスマートフォンなどを充電できます。
後席にもアクセサリーソケットがあるため、シガーソケットチャージャーを追加すれば後部座席でも充電可能です。
- スズキ セーフティ サポート
衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能など、先進の安全技術が搭載されており、「サポカーSワイド」に該当します。
運転が苦手な方でも安心してドライブを楽しめます。
- スリムサーキュレーター(一部グレード)
天井に取り付けられており、車内の空気を効率よく循環させます。
夏は涼しく、冬は暖かく、後部座席でも快適な室温を保てます。
これらの機能が、シートアレンジによって生まれる快適な空間を、さらに上質なものにしてくれます。
スペーシアの価格帯・購入方法をチェック
スペーシアの購入を具体的に検討する際には、価格帯や購入方法を知っておくことが重要です。
【新車価格帯(目安)】
- スペーシア: 約153万円〜
- スペーシア カスタム: 約180万円〜
- スペーシア ギア: 約195万円〜
※2025年9月時点のメーカー希望小売価格(税込)です。グレードやオプションによって変動します。
最新の価格や装備の詳細については、公式サイトで確認するのが確実です。
購入方法には、新車だけでなく、価格を抑えられる中古車という選択肢もあります。
また、頭金なしで月々定額で新車に乗れるカーリースも人気です。
- 中古車を探すなら
▼お近くのガリバーで中古車を探してみる(中古車・PR)
- カーリースを検討するなら
▼月々定額で新車に乗り換える(カーリース・PR)
月々定額のカーリース【SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)】
また、現在お乗りの車があれば、買取査定に出すことで購入資金に充てることもできます。
- 愛車の価値を知るなら
▼カーセンサーで買取査定してみる(車買取査定・PR)
まとめ:スペーシア後部座席の倒し方と使い勝手のポイント総まとめ

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
今回は、スズキ スペーシアの後部座席の倒し方から、便利な活用術、トラブル対処法までを詳しく解説しました。
簡単な操作で自由自在に姿を変える後部座席は、スペーシアの大きな魅力です。
その使い方をマスターすれば、あなたのカーライフはもっと便利で、もっと楽しくなること間違いありません。
【今回のまとめ】
- スペーシアの後部座席は、レバーを引くだけのワンタッチ操作で簡単に倒せる。
- 倒す前には、シート周りの荷物やシートベルトの挟み込みがないか確認することが重要。
- フルフラットにすれば、車中泊も可能な広大な空間が生まれる。
- 分割可倒やスライド機能を活かせば、乗車人数と荷物に合わせた柔軟なアレンジが可能。
- 倒れない時は、まず異物の挟み込みを疑い、無理な力を加えずディーラーに相談する。
スペーシアは、日常の使い勝手から休日の特別な時間まで、あらゆるシーンで最高のパートナーになってくれる車です。
この記事を参考に、ぜひスペーシアのポテンシャルを最大限に引き出して、豊かなカーライフを送ってください。
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