三菱の軽自動車「デリカミニ」。
その個性的なデザインと「デリカ」の名を受け継ぐ走破性への期待から、大きな注目を集めていますよね。
しかし、いざ購入を検討しようと検索してみると、「デリカミニ やめとけ」という気になるキーワードが。
「デザインは好きだけど、本当に買って後悔しない?」
「"やめとけ"と言われる具体的な理由が知りたい」
「自分に合う車なのか、客観的な意見が欲しい」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
大切な愛車選びで失敗したくない、そのお気持ちはとてもよくわかります。
この記事では、「デリカミニ やめとけ」と検索される背景にある理由を、実際の口コミやデータに基づいて徹底的に検証します。
この記事でわかること
- デリカミニ購入者が語る「後悔エピソード」とリアルな口コミ
- 「やめとけ」と言われる価格、燃費、走行性能の実態
- 逆にデリカミニが選ばれる理由と他の車にはない魅力
- 後悔しないために確認すべき「ターボ」の必要性やライバル車種との比較
この記事を最後まで読めば、あなたがデリカミニを買うべきかどうかの判断基準が明確になり、自信を持って最適な一台を選べるようになるはずです。
ぜひ、あなたの車選びの参考にしてください。
デリカミニ「やめとけ」と検索される理由を徹底検証

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
「やめとけ」というネガティブなキーワードが検索されるのには、必ず何かしらの理由があります。
デザインが好評なデリカミニですが、購入後に「思っていたのと違った」と感じるポイントはどこにあるのでしょうか。
実際のユーザーの声やデータを基に、その理由を深掘りします。
実際にあったデリカミニ購入者の後悔エピソードとリアルな口コミ
デリカミニは2023年5月の発売以来、多くの注目を集めましたが、同時に購入者からのリアルな声も集まってきています。
ネット上やSNSで見られる「後悔エピソード」には、以下のようなものがありました。
- 「ノンターボを選んだら、思った以上に坂道で力不足を感じる。街乗りメインだと思ったけど、たまの遠出でストレス」
- 「デザインは最高だけど、内装が思ったよりプラスチック感が強くて安っぽいかも…」
- 「後部座席がスライドするけど、一番後ろに下げると荷室がほぼ無くなる。4人乗車と荷物の両立は難しい」
- 「燃費を期待していたけど、エアコンを使う夏場や冬場はリッター12kmくらいまで落ち込むことも。軽ハイトワゴンとしては普通かも」
- 「オプションを付けたら総額が250万円を超えた。軽自動車の価格じゃない…」
もちろん、これらは個人の感想であり、すべての人に当てはまるわけではありません。
しかし、「やめとけ」と言われる背景には、「走行性能(特にノンターボ)への不満」と「価格の高さ」、そして「内装の質感」が大きく関わっていることが見えてきます。
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三菱デリカミニの価格は高い?他の軽自動車やSUVとの比較分析
デリカミニの「やめとけ」と言われる最大の理由の一つが、その価格設定です。
デリカミニの価格帯は、前モデルが約184万円(G・2WD)から約227万円(T Premium・4WD)。
2025年10月発売の新モデルだと約196万円(G・2WD)から約239万円(T Premium・4WD)となっています。
これは、あくまでも車両本体価格です。
ナビやETC、ドライブレコーダー、フロアマットといった必須オプションや、人気の高い内外装カスタムパーツを追加していくと、乗り出し価格はノンターボでも200万円を超え、ターボの最上位グレードでは250万円~270万円に達するケースも珍しくありません。
「軽自動車なのに高すぎる」と感じるのも無理はありません。
例えば、ライバルとなるスーパーハイトワゴン(スライドドア付き軽自動車)の価格帯と比較してみましょう。
- ホンダ N-BOX(カスタム含む): 約174万円~248万円
- スズキ スペーシア(カスタム・ギア含む): 約153万円~219万円
- ダイハツ タント(カスタム・ファンクロス含む): 約149万円~211万円
これらと比較しても、デリカミニは全体的に高めの価格設定であることがわかります。
特に、同ジャンルのアウトドア志向モデル「タント ファンクロス」(約181万円~)や「スペーシア ギア」(約195万円~)と比べても、スタート価格が高めです。
さらに、この価格帯になると、トヨタ「ライズ」やダイハツ「ロッキー」といったコンパクトSUV(普通車)のエントリーグレード(約176万円~190万円)とも競合してきます。
もちろん、デリカミニには専用デザインや4WDシステム、先進安全装備など、価格に見合うだけの装備が搭載されています。
しかし、「軽自動車=安い」というイメージを持っていると、「やめとけ」と言いたくなるほどの価格差に感じてしまうのでしょう。
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デリカミニの燃費や走行性能は期待外れ?ユーザーの意見と実燃費データ
次に、燃費と走行性能です。
デリカミニのWLTCモードカタログ燃費は以下の通りです。
- ノンターボ(2WD): 21.0km/L
- ノンターボ(4WD): 18.8km/L
- ターボ(2WD): 19.5km/L
- ターボ(4WD): 17.8km/L
この数値だけ見ると、特にノンターボ(2WD)は優秀に見えます。
しかし、スーパーハイトワゴンは車重が重く、空気抵抗も大きいため、実燃費はカタログ値から落ちやすい傾向があります。
ユーザーから報告される実燃費の平均は、市街地走行で約13~16km/L、高速走行で約15~18km/Lといった声が多いようです。
特に4WDモデルや、エアコンを多用する時期は、実燃費が10~12km/L程度まで落ち込むこともあり、「期待外れだった」と感じる人が出てきています。
また、走行性能については、特にノンターボモデルの力不足を指摘する声が目立ちます。
デリカミニの車重は約980kg~1,040kgと、軽自動車の中でも重量級です。
この車体をノンターボエンジン(52馬力)で動かすため、坂道や高速道路での合流、多人数乗車時には「エンジンが唸るばかりで進まない」といったストレスを感じやすいのです。
「デリカ」の名から力強い走りを期待すると、肩透かしを食らうかもしれません。
デリカミニの内装やデザインに対する評価と不満点の実態を解説
デリカミニの最大の魅力は、タフで愛嬌のあるエクステリアデザインです。
しかし、その反面、内装に関しては厳しい意見も聞かれます。
特に指摘されがちなのが「内装のプラスチック感」です。
価格帯が200万円を超えることを考えると、インパネ周りやドアトリムの質感が物足りない、と感じる人が多いようです。
汚れに強い素材(撥水シートなど)を採用している点はアウトドア派に好評ですが、上質さや高級感を求める人にとっては不満点となる可能性があります。
また、収納スペースに関しても、「N-BOXやタントと比べると、気の利いた収納が少ない」といった声もあります。
デザインに全振りした結果、実用性が犠牲になっている部分が少なからずある、というのが「やめとけ」派の意見のようです。
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ターボ搭載グレードとノンターボの違いは?選択時の注意ポイント
デリカミニの「やめとけ」と言われる理由を深掘りすると、「ノンターボを選んだことによる後悔」が非常に多いことがわかります。
デリカミニを選ぶ上で、ターボ搭載グレード(T / T Premium)を選ぶか、ノンターボ(G / G Premium)を選ぶかは、購入後の満足度を大きく左右する最重要ポイントです。
【ノンターボ(NA)エンジン】
- メリット:車両価格が安い、燃費が(カタログ上は)良い。
- デメリット:パワー不足(52馬力)。特に坂道、高速、多人数乗車時に非力さを感じる。
【ターボエンジン】
- メリット:パワフル(64馬力)。重量級の車体でも余裕のある走り。
- デメリット:車両価格が高い、燃費が悪化する(特に街乗り)。
デリカミニの車重を考えると、基本的にはターボ搭載グレードを強く推奨します。
「街乗りしかしないからノンターボで十分」
と思うかもしれませんが、その「街乗り」に急な坂道が含まれていたり、家族を乗せて買い物に行く機会が多かったりする場合、ノンターボではストレスを感じる場面が必ず出てきます。
価格差は約10万円~15万円ありますが、「ノンターボにして後悔した」という声が多い現状を踏まえると、ターボは「保険」ではなく「必須装備」と考えるべきかもしれません。
デリカミニが「やめとけ」と言われる中で選ばれる理由と魅力

三菱・デリカミニ公式
「やめとけ」と言われる側面がある一方で、デリカミニは発売以来、三菱の想定を大きく上回るヒットを記録しています。
多くの人が、ネガティブな要素を理解した上で、それでもデリカミニを選んでいるのです。その強力な魅力とは何でしょうか。
デリカミニのアウトドア・日常利用での使い勝手と装備の価値
デリカミニの魅力は、何と言ってもそのコンセプトにあります。
- 唯一無二のデザイン
「ゴツさ」と「可愛さ」が両立した、軽自動車とは思えない存在感。
- タフな足回り
専用チューニングされたサスペンションと、大径タイヤ(15インチ)。4WDモデルには悪路走破性を高める「グリップコントロール」や、急な下り坂で役立つ「ヒルディセントコントロール」も搭載。
- アウトドア仕様の室内
汚れや水濡れに強い撥水シート生地、濡れた荷物も気にせず積める防水仕様のラゲッジルーム。
- 日常での使い勝手
両側スライドドア(グレードによる)、広い室内空間、後部座席のロングスライドなど、スーパーハイトワゴンとしての基本性能もしっかり押さえています。
単なる「アウトドア風」ではなく、実際にキャンプや車中泊、ウインタースポーツなどで「使える」機能が満載です。
この「本気で遊べる軽」というキャラクターが、他のライバル車にはない最大の魅力となっています。
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デリカミニが安心・安全な車種である理由と安全装備の特徴
デリカミニは、安全装備も充実しています。
三菱の予防安全技術「e-Assist(イーアシスト)」が全車標準装備されています。
(出典:三菱公式サイト「e-Assist(運転支援機能)」より)
- 衝突被害軽減ブレーキシステム(歩行者・自転車運転者検知対応)
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- 車線逸脱警報システム&車線逸脱防止支援機能
これらの先進安全装備が充実している点も、ファミリー層や運転に不安がある人にとって、大きな安心材料となっています。
デリカミニをおすすめする人・おすすめしない人の傾向と判断基準
ここまでの情報を総合すると、デリカミニは「人を選ぶ車」だと言えます。
【デリカミニをおすすめする人】
- デザインが何よりも好きな人: このデザインに惚れたら、他の欠点は許容できる可能性が高いです。
- 軽自動車でアウトドアや悪路走行を楽しみたい人: 4WDモデルの走破性は軽随一です。
- 安全装備を重視する人: マイパイロットの性能は魅力的です。
- 「ターボモデル」を選ぶ予算がある人: 走行性能の不満はターボでほぼ解消されます。
【デリカミニをおすすめしない人(やめとけと言われやすい人)】
- 燃費性能を最優先する人: 他にもっと燃費の良い軽(アルト、ミライースなど)はあります。
- とにかく安い軽自動車が欲しい人: 価格の高さは最大のネックです。
- ノンターボモデルで高速道路や坂道を多用する人: 間違いなく後悔します。
- 内装の高級感を求める人: 価格ほどの質感は感じられないかもしれません。
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デリカミニの新車・中古車購入を検討する前に確認すべきポイントまとめ

三菱・デリカミニ公式
デリカミニの購入で後悔しないために、新車・中古車を問わず、必ず確認すべきポイントをまとめます。
- 必ず「ターボ」と「ノンターボ」を乗り比べる
これが最も重要です。ディーラーに試乗車があるか確認し、できれば坂道やバイパスなどを走らせてもらいましょう。
自分の使い方でノンターボが許容できるかを見極めてください。
- 後部座席と荷室のバランスを確認する
後部座席を一番前にスライドした状態(荷室最大)と、一番後ろにスライドした状態(足元最大)の両方を試し、自分の使い方(乗車人数や荷物の量)に合っているか確認しましょう。
- 内装の質感を許容できるか確認する
実際に触れてみて、この質感で200万円超の価格に納得できるか、自分の目で確かめましょう。
中古車選びの基本的なポイントや注意点については、「後悔しない中古軽自動車の選び方と人気おすすめ車種を徹底解説」の記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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まとめ:デリカミニ「やめとけ」と言われても失敗しないための総まとめ

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
「デリカミニ やめとけ」というキーワードは、主に「ノンターボの力不足」と「軽自動車としては高額な価格設定」、そして「期待したほどの内装の質感ではなかった」という3つのポイントから来ていることがわかりました。
しかし、それらのデメリットを上回る「唯一無二のデザイン」「高い安全性能」「軽自動車の枠を超えた悪路走破性」といった強力な魅力があるからこそ、デリカミニは多くの人に選ばれ、人気を集めているのです。
【今回のまとめ】
- 「やめとけ」の最大の理由は、重量級の車体に対するノンターボの力不足。
- オプション込みで250万円を超えることもあり、価格の高さもネック。
- 内装の質感は、価格から期待すると物足りないと感じる人もいる。
- 一方で、デザイン、安全装備(マイパイロット)、4WDの走破性は大きな魅力。
- 後悔しないためには、ターボとノンターボの試乗比較が絶対に必要。
デリカミニは、すべての人に万能におすすめできる車ではありません。
しかし、その個性があなたのライフスタイルに「刺さる」のであれば、他のどの車にも代えがたい最高の相棒になる可能性を秘めています。
「やめとけ」という声に惑わされず、ご自身の目で試乗して、デリカミニの魅力を確かめてみてください。
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デリカミニ購入・売却の賢い選択肢
デリカミニの購入を決めた方、あるいは今の車をどうするかお悩みの方へ、いくつかの選択肢をご紹介します。
- 1. 新車の最新情報を確認する
デリカミニのグレードやオプション、最新の納期情報などは、公式サイトで確認するのが一番確実です。
- 2. 状態の良い中古車や新古車を探す
「新車は高いけど、状態の良いデリカミニが欲しい」という方は、中古車も選択肢になります。
人気車種なので、信頼できる大手中古車サイトで探すのが安心です。
▼お近くのガリバーで中古車を探してみる(中古車・PR)
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- 3. 今の車を高く売って購入資金に
デリカミニの購入資金として、今お乗りの車を少しでも高く売りたいですよね。
複数の買取業者に一度に見積もりを依頼できる一括査定が便利です。
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- 4. 月々定額で新車に乗る(カーリース)
「頭金や税金の支払いを気にせず、月々定額で乗りたい」という方には、カーリースもおすすめです。
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- 5. 購入後の維持費も賢く節約
車は購入後も維持費がかかります。車検費用を比較検討できるサイトで、お得なプランを探しておきましょう。
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- 6. 自動車保険を見直す
新しい車に乗り換える際は、自動車保険の見直しも忘れずに。
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- 7. 快適なドライブ環境を整える
デリカミニの後部座席は広いですが、長距離ドライブでお子様の乗り心地が気になる場合、専用のクッションもおすすめです。
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タイヤも走りの重要な要素です。
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