「普通車の維持費が高いから、そろそろ軽自動車に乗り換えようかな…」
「でも、普通車から軽自動車に乗り換えて後悔しないか不安…」
維持費の安さで人気の軽自動車ですが、安易な乗り換えは「こんなはずじゃなかった」という後悔につながることも。
特に、長年普通車に乗ってきた方ほど、そのギャップに戸惑うケースは少なくありません。
パワー不足や車内の狭さ、予想外の出費など、見落としがちな落とし穴があるのです。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
この記事でわかること
- 普通車から軽自動車に乗り換えて後悔する具体的な理由
- 「維持費が安い」というイメージの裏に潜む注意点
- 最新の軽自動車の安全性と賢い選び方
この記事を最後まで読めば、あなたが軽自動車に乗り換えるべきか、そして後悔しないためにはどうすれば良いかが明確になります。
あなたのカーライフに最適な一台を見つけるために、ぜひじっくりと読み進めてみてください。
普通車から軽自動車へ乗り換えて「後悔した」と感じる人の共通点とは?

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
維持費の安さや小回りの利く運転のしやすさから、普通車から軽自動車への乗り換えを検討する人は多いでしょう。
しかし、実際に乗り換えた人の中には、「こんなはずではなかった」と後悔の声を上げる人も少なくありません。
特に、長年普通車に乗り慣れた人が後悔するケースが多く見られます。その背景には、普通車では当たり前だった性能や快適性が、軽自動車では満たされないというギャップが存在します。
ここでは、乗り換え後に後悔しやすいポイントとして、「走行性能」「車内スペース」「長距離走行」の3つの観点から、具体的な不満点や注意点を詳しく解説していきます。
これらの共通点を事前に知っておくことで、乗り換え後のミスマッチを防ぐことができるでしょう。
軽自動車の走行性能とパワー不足にまつわる具体的な不満とは
普通車から軽自動車に乗り換えて、多くの人が最初に感じるのが「走行性能」、特にパワー不足に関する不満です。
普通車の感覚でアクセルを踏んでも、期待通りの加速が得られず、ストレスを感じることがあります。
具体的には、以下のようなシーンでパワー不足を痛感する方が多いようです。
項目 | 内容 |
---|---|
坂道での失速 | 勾配のきつい坂道では、アクセルをベタ踏みしてもスピードが落ちてしまい、エンジンの唸り音だけが車内に響く。 |
高速道路での合流 | 合流車線でスムーズに加速できず、本線の流れに乗るのにヒヤヒヤすることがある。 |
追い越し時の不安 | 前の車を追い越そうとしても、加速に時間がかかり、対向車が気になって断念するケースもある。 |
多人数乗車時のパワーダウン | 一人での運転では気にならなくても、家族や友人を乗せると、途端に車が重く感じられ、発進や加速が鈍くなる。 |
これらのパワー不足は、軽自動車の規格である「排気量660cc以下」という制約に起因します。
特に、1500cc以上の普通車から乗り換えた場合、その差は歴然と感じるでしょう。
この走行性能のギャップを理解せずに乗り換えると、日々の運転が大きなストレス源になってしまう可能性があります。
家族や大人数で利用する際の車内スペースの狭さに注意!
軽自動車の規格は、全長3.4m以下、全幅1.48m以下と定められており、物理的に室内空間には限界があります。
最近のスーパーハイトワゴン(N-BOXやタントなど)は、室内高を高く取ることで驚くほどの開放感を実現していますが、それでも普通車と比較すると狭さを感じる場面は少なくありません。
特に注意したいのが、家族や大人数で利用するケースです。
項目 | 内容 |
---|---|
後部座席の圧迫感 | 定員いっぱいの4人で乗車すると、隣の人との距離が近く、肩が触れ合うことも。足元スペースも限られ、長時間ドライブでは窮屈に感じる。 |
荷物の積載量 | 家族での買い物やレジャーでは荷物が積みきれないことも。ベビーカーを積むと他の荷物スペースがなくなり、キャンプ用品は載せられない。 |
チャイルドシート設置時の圧迫感 | 後部座席にチャイルドシートを設置すると、隣に大人が座るのは非常に窮屈になる。 |
「普段は一人か二人でしか乗らないから大丈夫」
と思っていても、いざという時に「人が乗れない」「荷物が積めない」となると、せっかくのマイカーの利便性が半減してしまいます。
ご自身の利用シーンを具体的に想像し、本当に軽自動車のスペースで問題ないか、慎重に検討することが重要です。
長距離・高速道路走行がつらい?乗り換え前に知るべきポイント
「近所の買い物や通勤がメインだから」と軽自動車を選んだものの、たまの帰省や旅行で長距離・高速道路を走行し、その過酷さに後悔する人もいます。
普通車であれば快適なロングドライブも、軽自動車では大きな疲労につながることがあるのです。
その主な理由は以下の3つです。
- 直進安定性の低さ: 軽自動車は車体が軽く、トレッド(左右のタイヤ間の距離)も狭いため、高速走行時に横風に煽られやすく、ハンドルをしっかりと握っていないと 불안ていな挙動を示すことがあります。特に、橋の上やトンネルの出口などでは、強い横風にヒヤッとさせられる場面も。
- 騒音の大きさ: 高速で回転するエンジン音や、タイヤが路面を叩くロードノイズが車内に入りやすく、普通車に比べて騒々しく感じられます。オーディオの音が聞き取りにくくなったり、同乗者との会話がしづらくなったりと、快適性が損なわれます。
- 乗り心地とシート性能: 普通車に比べてサスペンションが硬めのセッティングになっていることが多く、路面の凹凸を拾いやすい傾向があります。また、シートもコストダウンの影響でクッション性が低かったり、ホールド性が甘かったりするため、長時間同じ姿勢でいるとお尻や腰が痛くなりやすいのです。
これらの要因が重なり、高速道路を1〜2時間走っただけでも、普通車とは比べ物にならないほどの疲労を感じることがあります。
長距離移動の頻度が高い方は、この点を十分に考慮する必要があります。
「維持費が安いから」だけで普通車から軽自動車を買うと失敗する理由

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普通車から軽自動車への乗り換えを検討する最大の動機は、やはり「維持費の安さ」でしょう。
自動車税や重量税、高速料金など、様々な面で軽自動車が優遇されているのは事実です。
しかし、「維持費が安いから」という理由だけで安易に飛びついてしまうと、思わぬ落とし穴にはまり、「期待していたほど節約にならなかった」と後悔する可能性があります。
ここでは、多くの人が見落としがちな「車検・保険料」「燃料代」「車両価格」という3つの観点から、維持費にまつわる誤解と真実を解き明かしていきます。
乗り換え後の経済的な失敗を避けるためにも、しっかりと確認していきましょう。
燃費が良くても意外と高い?軽自動車の車検と保険料の実態
「軽自動車は車検が安い」というイメージは広く浸透していますが、その内訳を詳しく見ると、必ずしもそうとは言い切れない現実があります。
確かに、車検時に支払う「法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)」は普通車に比べて安価です。
しかし、車検費用の大部分を占める「車検基本料」や「部品交換・整備費用」は、依頼する業者や車両の状態で大きく変動します。
特に、近年増えている高機能な軽自動車は、交換部品も高価になる傾向があり、走行距離や年式によっては普通車と変わらない、あるいはそれ以上の費用がかかるケースも珍しくありません。
また、意外な落とし穴となるのが「任意保険料」です。普通車から乗り換える場合、ノンフリート等級は引き継げるため、基本の保険料は安くなる傾向にあります。
しかし、注意したいのが「車両保険」です。最近の軽自動車は盗難リスクが高いと判断されたり、修理費用が高額化していたりすることから、車両料率クラスが高く設定されている車種があります。
その結果、車両保険を付けると、月々の保険料が予想以上に高額になることがあるのです。
「維持費を抑えるために軽にしたのに・・・。」
と、ここで誤算が生じる可能性があります。
普通車との比較で見落としがちな排気量と燃料代の関係性とは

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軽自動車の魅力の一つに「燃費の良さ」が挙げられます。カタログ燃費(WLTCモード)を見れば、リッター30kmに迫るような驚異的な数値を叩き出すモデルも存在します。
しかし、このカタログ燃費を鵜呑みにするのは危険です。
なぜなら、軽自動車は排気量が小さいため、普通車と同じようにスムーズに走らせるには、どうしてもアクセルを深く踏み込み、エンジンを高回転させる場面が多くなるからです。
- 街乗り中心の走行: ストップ&ゴーを繰り返す市街地では、発進のたびにエンジンを回すため、実燃費はカタログ値から大きく乖離しやすくなります。
- パワー不足を補う走り: 坂道や合流などでパワー不足を感じると、無意識にアクセルを踏み込んでしまい、燃料を余計に消費します。
- ターボ車の燃費: パワフルな走りが魅力のターボ車ですが、その分、ノンターボ車に比べて燃費性能は劣るのが一般的です。
結果として、「思っていたよりガソリン代が安くならない」と感じるケースは少なくありません。
もちろん、普通車よりは安く済む場合がほとんどですが、「燃料代が半分になる」といった過度な期待は禁物です。
ご自身の運転スタイルや主な走行環境を考慮し、現実的な燃費を想定しておくことが大切です。
中古・新車の価格差と乗り換え費用で損をするケースもある?
「軽自動車は車両価格も安い」というイメージがありますが、これも過去の話になりつつあります。
近年、軽自動車の装備は飛躍的に進化し、普通車と遜色ない先進安全装備や快適装備を備えたモデルが増えています。
それに伴い、新車の車両価格も上昇傾向にあり、オプションを付ければ200万円を超えることも珍しくありません。
一方で、中古車市場に目を向けると、人気車種は非常に高いリセールバリューを維持しています。
ホンダ「N-BOX」やスズキ「ハスラー」といった人気モデルは、年式が新しく走行距離が少ない中古車だと、新車とほとんど変わらない価格で販売されていることもあります。
ここで重要になるのが、現在乗っている普通車の下取り価格とのバランスです。
例えば、年式の古い普通車で下取り価格がほとんどつかない場合、200万円近い軽自動車に乗り換えるとなると、多額の追い金が必要になります。
その初期投資額を、将来的に節約できる維持費で回収できるのか、冷静に計算してみる必要があります。
場合によっては、乗り換えずに今の普通車を乗り続けた方が、トータルコストでは安く済むというケースも十分にあり得るのです。
安全面は大丈夫?軽自動車の安全性に対する不安と現実を検証

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普通車から軽自動車への乗り換えをためらう理由として、多くの人が挙げるのが「安全性への不安」です。
「あの小さなボディで、万が一の事故の時に大丈夫だろうか・・・。」と感じるのは、当然の心理かもしれません。
確かに、物理的なサイズや重量の面で、軽自動車が普通車に対して不利な点があることは否定できません。
しかし、その一方で、近年の軽自動車の安全性能は、技術の進歩によって目覚ましく向上しています。
ここからは、「小さいから危ない」という漠然としたイメージを払拭し、客観的な事実に基づいて軽自動車の安全性を検証していきます。
最新の安全対策や、ボディサイズと安全性能の意外な関係性を知ることで、安心して軽自動車を選ぶための知識を身につけましょう。
万が一の事故時の耐久性に関する注意点と最新軽自動車の安全対策
事故の際、乗員を守る上で重要になるのが、衝撃を吸収するボディ構造です。
軽自動車はボディサイズに規格があるため、普通車に比べてボンネットやドア、トランクなどの「クラッシャブルゾーン(潰れることで衝撃を吸収する部分)」を十分に確保しにくいという物理的なハンデがあります。
同じ速度で正面衝突した場合、より質量の大きい普通車の方が乗員へのダメージが少なくなる傾向があるのは事実です。
しかし、この弱点を補うため、各自動車メーカーは最新の技術を駆使して、軽自動車の安全性を飛躍的に向上させています。
- 高張力鋼板(ハイテン材)の採用: ボディの骨格部分に、軽くて硬い「高張力鋼板」を積極的に使用することで、キャビンの変形を抑制し、乗員の生存空間を確保します。
- 衝突安全ボディの進化: スズキの「TECT(テクト)」やダイハツの「TAF(タフ)」に代表される衝突安全ボディは、衝撃を効率よく分散・吸収する構造になっており、軽自動車でありながら高い衝突安全性能評価を獲得しています。
- 多数のエアバッグ: 運転席・助手席エアバッグはもちろん、側面からの衝突に備えるサイドエアバッグやカーテンエアバッグを標準装備、またはオプションで設定する車種がほとんどです。
昔の「軽自動車はペラペラで危ない」というイメージは、もはや過去のものです。
最新の軽自動車は、規格の範囲内で最大限の乗員保護性能が追求されているのです。
軽自動車のボディサイズと安全性能の意外な関係性を知ろう
「ボディが大きい方が安全」という考え方は、衝突時の安全性という一面では正しいかもしれません。
しかし、カーライフ全体の安全性を考えると、軽自動車の「小ささ」がメリットになる場面も数多く存在します。
その最大の利点が、「事故を未然に防ぐ」予防安全性能の高さです。
項目 | 内容 |
---|---|
運転のしやすさ | 小さなボディは見切りが良く、狭い路地や車庫入れでの接触リスクを軽減。運転が苦手な人にとっては最大の安全装備とも言える。 |
先進安全装備の充実 | 軽自動車でも普通車並み、またはそれ以上の予防安全技術(サポカー)を搭載。 |
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ) | 前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険があれば自動でブレーキをかける機能。 |
誤発進抑制機能 | ペダルの踏み間違いによる急発進を防止する機能。 |
車線逸脱警報機能 | 車線をはみ出しそうになると警報で注意を促す機能。 |
これらの先進技術が、ヒューマンエラーによる事故を未然に防いでくれます。
JNCAP(自動車アセスメント)の予防安全性能評価では、多くの軽自動車が最高ランクを獲得しており、その実力は折り紙付きです。
事故を起こさないための「予防安全」という観点では、軽自動車は非常に優れた選択肢なのです。
普通車から軽自動車への乗り換えで後悔しないための選び方と判断基準

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ここまで、普通車から軽自動車へ乗り換える際の後悔ポイントや注意点を解説してきました。
では、実際に後悔しないためには、どのような基準で軽自動車を選べば良いのでしょうか。
重要なのは、「維持費が安いから」という漠然とした理由だけでなく、「自分のライフスタイルに本当に合っているか」を徹底的に見極めることです。
軽自動車には様々なタイプがあり、それぞれに得意なこと、不得意なことがあります。
ここでは、後悔しないための具体的な選び方と判断基準を、「使用目的」と「将来の家族構成」という2つの軸で深掘りしていきます。
これからのカーライフを具体的にイメージしながら、自分にとって最適な一台を見つけるためのヒントを探っていきましょう。
使用頻度や目的別に考える賢い軽自動車の選択方法
軽自動車と一括りに言っても、その種類は多岐にわたります。
自分の使い方に合わないタイプを選んでしまうと、せっかくの乗り換えも満足度の低いものになってしまいます。
まずは、あなたの主な車の使い方を整理してみましょう。
【通勤や近所の買い物がメインの方】
- おすすめタイプセダンタイプ(アルト、ミライースなど)、ハイトワゴン(ワゴンR、ムーヴなど)
- 理由: 燃費性能に優れ、車両価格も比較的安価なモデルが多いのが特徴です。小回りが利き、狭い駐車場でもストレスなく運転できます。日常の足として使うなら、最もコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
【レジャーや大きな荷物を積む機会が多い方】
- おすすめタイプ: スーパーハイトワゴン(N-BOX、タント、スペーシアなど)、軽バン(エブリイ、ハイゼットカーゴなど)
- 理由: 圧倒的な室内空間と積載量が魅力です。後部座席を倒せば、自転車やキャンプ用品なども積載可能。スライドドア付きのモデルが多く、子供の乗り降りや狭い場所での開閉も楽々です。アクティブな趣味を持つ方や、小さなお子様がいるファミリーに最適です。
【高速道路の利用や長距離移動が多い方】
- おすすめタイプ: ターボエンジン搭載モデル、走行性能に定評のあるモデル(N-ONE RS、アルトワークスなど)
- 理由: パワー不足を感じやすい高速走行でも、ターボ車なら余裕のある加速が可能です。静粛性や直進安定性も向上しているモデルが多く、長距離移動の疲労を軽減してくれます。
家族が増えた時を考えた乗り換え検討の重要なポイント
現在は夫婦二人でも、将来的には子供が欲しいと考えている場合、そのライフプランの変化を見越した車選びが非常に重要です。
「子供が生まれたら、その時にまた考えればいい」と思うかもしれませんが、いざその時になると、子育ての忙しさの中でじっくり車を選ぶ時間的・精神的な余裕がないことも多いのです。
将来的な家族構成の変化を考慮するなら、以下のポイントを重点的にチェックしましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
スライドドアの有無 | 子供を抱っこしたままでも乗り降りしやすく、狭い駐車場でもドアをぶつける心配がない。電動スライドドアならさらに便利。 |
チャイルドシートの設置しやすさ | ISOFIX対応の固定バーの有無は要確認。設置後の圧迫感や乗せ降ろしのしやすさも実車で確認しておくと安心。 |
ベビーカーの積載性 | 後席をスライドさせた状態で荷室に積めるかどうかは重要。店舗で実際に試してみるのが確実。 |
室内のウォークスルー | 前席間や前後席間を移動できると、車内での子供の世話がしやすくなる。 |
将来を見据えて少し大きめの軽自動車を選んでおくことで、家族が増えても慌てずに対応でき、長く満足して乗り続けることができるでしょう。
人気車種から最新モデルまで、一覧で比較する軽自動車選び方ガイド

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自分に合った軽自動車のタイプが見えてきたら、次は具体的な車種を比較検討するステップに進みましょう。
現在、軽自動車の市場は、メーカー同士の競争がとても激しくなっています。それぞれの自動車メーカーが、個性豊かで魅力的な車を次々と発売しています。
ここでは、人気の高い代表的なメーカーであるホンダとスズキの最新モデルに焦点を当て、それぞれの特徴や注目ポイントを解説します。
さらに、多くの人が悩む「ターボは必要か?」という疑問にもお答えします。実際の走行性能と価格のバランスを考え、楽しみながら理想の一台を探してみてください。
ホンダやスズキの最新軽自動車モデルを検討する際の注目ポイント
軽自動車選びで必ず候補に挙がるのが、トップシェアを争うホンダとスズキです。
両社ともに、ユーザーのニーズを的確に捉えた素晴らしい車を開発しています。
【ホンダ:Nシリーズの魅力】

ホンダ・N-BOX公式
- N-BOX
軽自動車販売台数で不動の地位を築く絶対王者。センタータンクレイアウトによる圧倒的な室内空間と、シンプルで上質な内外装が魅力です。
先進安全装備「Honda SENSING」も全車標準装備で、安全性もトップクラス。誰が乗っても満足できる、まさに優等生です。
- N-WGN
N-BOXほどの広さは不要でも、質の高い走りと使い勝手を両立したい方におすすめ。
低床設計による荷物の積み下ろしのしやすさや、安定感のある走りに定評があります。
- N-ONE
個性的で愛らしいデザインが魅力。見た目だけでなく、上質な乗り心地とキビキビとした走りも特徴で、運転を楽しみたい方にぴったりです。
【スズキ:個性とアイデアで勝負】

スズキ・スペーシア ギア公式
- スペーシア
「スーツケース」をモチーフにした遊び心あるデザインが特徴。
後部座席を倒した際の荷室の使い勝手や、燃費性能に優れるマイルドハイブリッドシステムが魅力です。アウトドア仕様の「スペーシア ギア」も人気。
- ハスラー
「遊べる軽」のキャッチコピーで大ヒットしたクロスオーバーSUV。
カラフルなボディカラーと悪路走破性の高さで、アクティブなライフスタイルを送るユーザーから絶大な支持を得ています。
- アルト
徹底した軽量化による圧倒的な燃費性能と、手頃な車両価格が魅力。
日々の足として、コストを最優先に考えるなら最高の選択肢の一つです。
ターボ付き軽自動車は買いか?実際の走行性能と価格のバランスを解説
軽自動車選びで多くの人が直面するのが、「ターボエンジンを選ぶべきか、それともノンターボ(自然吸気)で十分か」という問題です。
この選択は、走行性能だけでなく、車両価格や維持費にも影響するため、慎重な判断が求められます。
【ターボ車のメリット】
- 力強い加速力: 排気量は同じ660ccですが、ターボチャージャーによって空気を圧縮してエンジンに送り込むため、排気量が大きい車のような力強い加速感が得られます。坂道や高速道路の合流もストレスフリーです。
- 静粛性の向上: パワーに余裕があるため、エンジンを高回転まで回さなくてもスムーズに走行できます。結果として、車内が静かになり、快適性が向上します。
- 高速走行の安定感: 余裕のあるパワーは、長距離移動時のドライバーの疲労軽減に直結します。
【ターボ車のデメリット】
- 車両価格が高い: 一般的に、ノンターボ車に比べて10〜15万円ほど車両価格が高くなります。
- 燃費の悪化: パワフルな分、燃費性能はノンターボ車に劣ります。
- メンテナンスコスト: エンジンオイルの管理がよりシビアになるなど、将来的なメンテナンスコストが若干高くなる可能性があります。
【結論:どんな人がターボを選ぶべきか?】
以下の項目に当てはまる人は、ターボ車を選ぶことで満足度が高まるでしょう。
- 高速道路やバイパスを頻繁に利用する人
- アップダウンの激しい山間部に住んでいる人
- 家族を乗せたり、重い荷物を積んだりする機会が多い人
- 普通車からの乗り換えで、走行性能のギャップを少しでも減らしたい人
逆に、主な用途が近所の街乗りのみであれば、ノンターボ車でも十分な性能を発揮してくれます。
ご自身の使い方と、価格差に見合う価値を感じるかどうかで判断しましょう。
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まとめ:普通車から軽自動車への乗り換えで後悔しないための総括

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
今回は、普通車から軽自動車への乗り換えで後悔しがちなポイントと、後悔しないための賢い選び方について詳しく解説してきました。
維持費の安さという大きなメリットの裏には、走行性能や居住性、安全性といった様々な観点での注意点があることをご理解いただけたかと思います。
安易な乗り換えは失敗のもとです。大切なのは、イメージだけで判断せず、ご自身のカーライフを具体的に見つめ直し、軽自動車という選択が本当に最適なのかを冷静に見極めることです。
【今回のまとめ】
- 走行性能のギャップを理解する: 普通車と同じ感覚でいると、坂道や高速でのパワー不足にストレスを感じる。試乗は必須。
- 室内空間と積載量を確認する: 家族構成や荷物の量を考慮し、実際の利用シーンで不便がないかシミュレーションする。
- 「維持費が安い」を過信しない: 車両価格の高騰や、思ったより安くならない燃料代・保険料など、トータルコストで判断する。
- 最新の安全性能をチェックする: 「小さいから危険」は過去のイメージ。最新の予防安全技術(サポカー)が充実したモデルを選ぶ。
- 自分の使い方に合ったタイプを選ぶ: 通勤メインか、レジャーで使うかなど、目的に応じてセダン、ハイトワゴン、スーパーハイトワゴンなどを選ぶ。
- ターボの有無は利用シーンで決める: 高速利用や多人数乗車が多いならターボを検討。街乗りメインならノンターボで十分。
この記事が、あなたの後悔しない車選びの参考となれば幸いです。
あなたのカーライフに合った一台を見つけよう
「自分に合った軽自動車がイメージできた!でも、新車は高いし、中古車は状態が心配・・・。」
そんな方のために、賢い車の探し方を3つの選択肢でご紹介します。
1. 最新の機能と安心感を求めるなら「新車」
最新の燃費性能や安全装備を確実に手に入れたいなら、やはり新車がおすすめです。
メーカー保証も付いているので、購入後のトラブルの心配も少ないでしょう。各メーカーの公式サイトで、最新モデルの情報をじっくり比較検討してみてください。
2. お得に賢く乗り換えたいなら「中古車」
初期費用を抑えたい方や、今はもう販売されていないモデルに乗りたい方には、中古車がぴったりです。
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