「ミライースを買おうか検討中だけど、4WDの切り替えスイッチはどこにあるの?」
「雪道になったら自分で切り替える必要があるの?それとも自動?」
初めての軽自動車選びや、ミライースの購入を検討している方の中には、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
特に雪国にお住まいの方や、冬場の運転に不安がある方にとって、4WDの仕組みは死活問題ですよね。
結論から言うと、現行のミライースには「2WDと4WDを切り替えるスイッチ」は存在しません。
「えっ、じゃあどうやって4WDになるの?」と不安に思う必要はありません。
実は、ミライースはもっと賢く、ドライバーの手を煩わせない仕組みを採用しているのです。
この記事では、以下のポイントについて詳しく解説します。
この記事でわかること
- ミライースの4WD仕様と仕組み
- 4WDモデルと2WDモデルの実燃費や価格の違い
- 雪道での実際の走行性能と、滑らないためのコツ
- 失敗しないグレード選びと、お得な購入方法
この記事を読めば、あなたがミライースの4WDを選ぶべきかどうかが明確になり、安心してカーライフをスタートさせる準備が整います。
ぜひ最後までお付き合いください。
ダイハツ ミライースの4WD仕様・グレード一覧と特徴を徹底解説

ダイハツ・ミライース公式
ダイハツのベーシック軽自動車として人気のミライース。
シンプルイズベストな車ですが、その4WDラインナップはどうなっているのでしょうか。
まずは基本仕様とグレード展開について整理しましょう。
ミライースの4WDモデルはどのグレードで設定されているのか
ミライースは、基本的にすべてのグレードで「2WD」と「4WD」を選択することが可能です。
これは非常にありがたい設定です。
車種によっては「上級グレードにしか4WD設定がない」というケースも少なくありませんが、ミライースなら予算や必要な装備に合わせて、もっともリーズナブルなグレードでも4WDを選ぶことができます。
【主なグレード構成(2026年1月執筆時点の情報)】
- B "SA Ⅲ" :ビジネスユースや価格重視のエントリーモデル
- L "SA Ⅲ" :基本装備を備えたスタンダードモデル
- X "SA Ⅲ" :LEDヘッドライトなどを装備した充実モデル
- G "SA Ⅲ" :アルミホイールや快適装備が満載の最上級グレード
どのグレードを選んでも、雪国仕様としての4WDを手に入れることができるのがミライースの強みです。
※年式や仕様によっては4WD設定がない場合もあるため、購入時は必ず駆動方式を確認しましょう。
4WD搭載モデルと2WDモデルの主要な違い・特徴とは
では、同じグレードでも2WDと4WDでは何が違うのでしょうか。
主な違いは以下の3点です。
- 車両価格
一般的に、4WDモデルの方が約13万円〜15万円ほど高く設定されています。
- 車両重量
4WD機構(プロペラシャフトやリアデフなど)を搭載するため、2WDに比べて約60kg〜70kgほど重くなります。
- 寒冷地仕様
これが最大のメリットです。ミライースの4WD車には、通常「寒冷地仕様」が標準、またはセットで装備されやすくなっています。
具体的には、ドアミラーの鏡面が凍るのを防ぐ「ヒーテッドドアミラー」や、室内を早く暖める工夫などが施されていることが多いです。
※年式やグレードにより異なるためカタログ要確認
見た目はほとんど変わりませんが、見えない部分で冬の厳しさに耐える装備が充実しているのが4WDモデルの特徴です。
ミライース4WDの駆動方式と切り替え機構の仕組みを詳しく解説

ダイハツ・ミライース(内装)公式
ここからが本題です。
多くの人が検索する「切り替え」について、そのメカニズムを深掘りしていきましょう。
四輪駆動は常時作動?ミライースの自動切り替え機能の有無
冒頭でお伝えした通り、ミライースには「2WD⇔4WD切り替えスイッチ」はありません。
ジムニーのようなレバーも、ハスラーの一部のモードスイッチのようなボタンもないのです。
ミライースが採用しているのは、「ビスカスカップリング式」と呼ばれるスタンバイ方式のフルタイム4WDです。
【仕組みはこうです】
- 通常走行時(乾燥したアスファルトなど)は、ほぼ前輪のみ(2WD状態)で走行し、燃費を稼ぎます。
- 雪道や雨で前輪が「ツルッ」と滑り始めると、その回転差がセンターにある「ビスカスカップリング」という装置に伝わります。
- 内部のオイルが抵抗を生み出し、自動的に後輪へ動力が伝わります。
- これにより、ドライバーが何も操作しなくても、必要な時だけ勝手に4WDになるのです。
つまり、「切り替えがない」のではなく、「自動で切り替わってくれる」というのが正解です。
機械操作が苦手な方でも、ただ運転しているだけで車が路面状況を判断してくれます。
雪道や悪路時の4WD切り替えはどのように行われるのか
「自動で切り替わる」と言われても、タイムラグが心配ですよね。
実際の雪道ではどのような挙動になるのでしょうか。
例えば、雪の積もった交差点での発進時。
アクセルを踏んで前輪が「キュルッ」とわずかに空転した瞬間、一瞬の間をおいて後輪がググッと車体を押し出してくれます。
この反応は非常にスムーズで、運転に慣れていない人であれば「ずっと4WDで走っている」と錯覚するほど自然です。
また、走行中に急に凍結路面(アイスバーン)に入った場合でも、スリップを感知した瞬間に四輪駆動状態へ移行し、車両の安定性を高めます。
スイッチ操作忘れの心配がないことは、安全面でも大きなメリットです。
「あ、4WDにするの忘れてた!」と焦ってスイッチを探す間に事故…というリスクをゼロにできるのが、この方式の最大の利点と言えるでしょう。
なお、4WDは「発進・登坂」に強い一方で、「止まる・曲がる性能」はタイヤ性能に大きく依存します。
ミライース4WDモデルの燃費性能とガソリン消費の実力を検証

ダイハツ・ミライース公式
4WDを選ぶ際に気になるのが「燃費」です。
カタログ数値と実燃費について見ていきましょう。
4WDと2WDで異なる燃費・走行距離の差とその理由
ミライースは「第3のエコカー」として登場しただけあり、燃費性能は軽自動車トップクラスです。
しかし、4WDは2WDに比べるとどうしても燃費は落ちます。
【WLTCモード燃費の比較例(現行モデル参考値)】
- 2WD: 約 25.0 km/L
- 4WD: 約 23.2 km/L
その差はリッターあたり約1.8kmほど。
理由としては、前述した「車両重量の増加(約60kg)」と、プロペラシャフトなどの駆動部品を回すための「抵抗(ロス)」があるためです。
とはいえ、4WDでリッター23km超えという数値は驚異的です。
一昔前の軽自動車の2WDよりも遥かに低燃費であり、ガソリン代を過度に心配する必要はありません。
長距離通勤でも財布に優しい4WDと言えます。
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雪道・凍結路での実際の走破性とおすすめタイヤの選び方
ミライースの4WD性能を最大限に発揮するためには、タイヤ選びが命です。
いくら優秀な4WDシステムでも、タイヤが路面を捉えられなければ意味がありません。
ミライースは車重が軽いため、雪道で「止まる」性能に関しては物理的に不利な側面があります(重い車の方が路面にタイヤを押し付ける力が強いため)。
そのため、スタッドレスタイヤは「氷上性能」が高い信頼できるメーカーのものを選びましょう。
【おすすめのスタッドレスタイヤ選び】
- ブリヂストン(ブリザック):北海道・北東北での装着率No.1。発泡ゴムで氷に強い。
- ヨコハマ(アイスガード):経年劣化に強く、長く使える。
- ダンロップ(ウィンターマックス):持ちが良く、コストパフォーマンスに優れる。
ネット通販を利用すれば、カー用品店よりも安く、ホイールセットで購入することが可能です。
▼【タイヤワールド館ベスト】でタイヤとアルミホイールを見てみる(カー用品・PR)
ミライース4WDモデルの新車・中古車価格と購入時のポイント

ダイハツ・ミライース公式
新車で自分好みにするか、中古車でコスパを狙うか。
価格面での比較と選び方を解説します。
ミライース4WDモデルのおすすめグレード・価格比較一覧
新車価格の場合、4WDモデルはおおよそ110万円〜145万円のレンジになります。
おすすめグレードは「X "SA Ⅲ" 4WD」です。
価格と装備のバランスが最も良く、LEDヘッドライトが標準装備されるため、吹雪や夜道の視認性が格段に上がります。
ビジネス用であれば「B」でも十分ですが、普段使いなら「L」以上、できれば「X」を狙いたいところです。
中古車で4WDモデルを購入する際の注意点と査定のコツ
中古車でミライース4WDを探す場合、以下の点に注意してください。
- 下回りのサビ
雪国で使われていた個体が多いです。
融雪剤によるサビがないか、必ず下回りの写真をチェックするか、販売店に確認しましょう。
- 「4WD」の表記確認
ネット検索では2WDと混在していることが多いです。
「4WD」にチェックを入れて検索することを忘れずに。
中古車選びで迷ったら、こちらの記事「後悔しない中古軽自動車の選び方と人気おすすめ車種を徹底解説」も参考にしてください。
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ダイハツ ミライース4WDモデルを選ぶべき理由と、他車種との比較
スズキのアルトや、ハスラーなどのSUVタイプと比較して、なぜミライースを選ぶべきなのでしょうか。
- 対 アルト
燃費や価格帯はライバルですが、ミライースはデザインが少しシャープで、男性にも人気があります。
また、安全装備「スマートアシスト」の信頼性も高いです。
- 対 ハスラー/タフト
これらは最低地上高が高く、深雪には強いですが、価格が圧倒的に高いです。
「除雪された道路を走ることがほとんど」という生活圏であれば、ミライースの4WDで十分事足りますし、購入費用を抑えられます。
「生活の足として、安く、安全に、燃費良く移動したい」 このニーズに対して、ミライース4WDは最強の回答になります。
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ミライース4WDのユーザー口コミ・実際の走行性能と満足度

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
実際に乗っているオーナーの声を集めてみました。
- 「切り替えスイッチがないと聞いて最初は不安でしたが、雪道で滑った瞬間にグッと後ろから押される感覚があり、安心して坂道を登れました。」(30代男性・北海道)
- 「燃費が良いので助かっています。冬場でも暖機運転込みでリッター18kmくらいは走ってくれるので、前の車よりガソリン代が浮きました。」(40代女性・東北)
- 「車高が低いので、大雪の日はお腹を擦らないか心配。除雪が入る前の道は避けています。」(20代男性・北陸)
【口コミの総評】
生活道路や通勤路での雪道性能には満足している声が多いです。
一方で、本格的な深雪には不向きという冷静な意見も。
自分の住む地域の除雪状況と照らし合わせることが大切です。
まとめ:ミライース4WDの切り替え機能と購入のポイント総まとめ

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
今回は「ミライース4WDの切り替え機能」をテーマに解説しました。
最後に重要なポイントをまとめます。
【今回のまとめ】
- 切り替えスイッチはない! 自動制御(ビスカスカップリング式)で勝手に4WDになるので操作不要。
- 全グレードで4WDが選べる! 予算に合わせて選択可能。
- 燃費は超優秀! 4WDでもリッター23km超え(WLTCモード)の実力。
- 雪道にはスタッドレスが必須! 性能を過信せず、良いタイヤを履こう。
- コスパ最強! 車両価格、維持費ともに家計の味方。
ミライースの4WDは、特別な操作を必要とせず、誰でも安全に冬道を走れるように設計された「優等生」です。
この記事が、あなたの車選びの参考になれば幸いです。
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