家族で軽自動車を利用していると、2人の子どもを安心して車に乗せるため、チャイルドシート2台の設置が必要になることも多いですよね。
特に狭い車内空間でのチャイルドシート選びや配置は悩みどころです。
この記事でわかること
- チャイルドシート2台搭載は可能？軽自動車の車内スペースを徹底検証！
- チャイルドシート2台搭載にぴったり！おすすめ軽自動車4選
- 車種別チャイルドシート2台搭載時の設置場所はここがベスト！
- チャイルドシート購入前に知っておくべきタイプと機能の選び方
ご家族が安全に移動できるよう、気になる情報を分かりやすく紹介していきます。
チャイルドシート2台搭載は可能？軽自動車の車内スペースを徹底検証！
ダイハツ・タント公式
チャイルドシート2台を軽自動車へ設置するのは、基本的に可能です。
6歳未満の子どもを車に乗せる場合は、安全性確保のためにチャイルドシートの着用が義務付けられています。
軽自動車の場合、後部座席に2台のチャイルドシートを設置できるスペースは物理的に確保されていますが、乳児用シートは大きめの設計が多いため、設置後は大人が後部座席に座る余裕がほとんどなくなります。
そのため赤ちゃんを後部座席に、大人は運転席と助手席に分かれて座る配置になります。
両親どちらかが赤ちゃんのそばにいたいと考える場合もありますが、物理的なスペースや安全面から見て、後部座席に大人と乳児が同乗するのは難しいです。
安全に配慮して運転中はあまり様子を見られないため、カー用品店でミラーを活用したり、こまめな停車を心がけたりなどの工夫しましょう。
コンパクト空間でも快適！子ども2人を乗せる軽自動車の必要条件
軽自動車で子ども2人を乗せる場合、特にチャイルドシート2台とベビーカーを常時積む状況だと、車内空間の広さや利便性が重要な条件となってきます。
多くの軽自動車の中でも、特に後部座席や荷室空間の広さ、シートアレンジのしやすさがポイントです。
例えば、「タント」のような車種は天井が高くスライドドアを採用し、後部座席にチャイルドシートを並べても荷物が積みやすく、子どもの乗り降りも簡単です。
さらに、シートのスライドや分割可倒ができる軽自動車は、ベビーカーをそのまま収納したり他の荷物も無理なく載せられるため、子育て家庭にぴったりです。
実際、金銭面や家庭の事情によってコンパクトカーから軽自動車へ乗り換える家族も増えており、最大限車内空間を有効に活用できる車種選びが重要とされています。
どんな軽自動車でも必ず試乗や実物確認をして、チャイルドシートの設置やベビーカー積載時の余裕を体感して選ぶのがおすすめです。
軽自動車でチャイルドシート2台を設置する際の注意ポイント
軽自動車でチャイルドシートを2台設置する場合、後部座席への取り付けが基本の方法です。
助手席への設置は安全面からおすすめできません。
車内スペースが狭いと感じる場合は、コンパクトタイプのチャイルドシートを選ぶと設置しやすくなります。
2台並べることで運転席の後ろに座るお子さんのお世話がしづらいと感じることもありますが、運転中に世話をするのは危険です。
必要な時は車を安全な場所に停めてからお世話をしましょう。
チャイルドシート2台設置時は、前もってサイズや設置のしやすさ、後部座席のスペース、そのほか荷物を載せる場所の確保などもあわせて確認しておくと、家族みんなが安心して快適に車を利用できます。
チャイルドシート2台搭載にぴったり！おすすめ軽自動車4選
日産・ルークス公式
チャイルドシート2台を搭載する軽自動車を選ぶ際には、2列目のシートタイプが大切なポイントです。
子ども2人を安全に見守りながら乗れる軽自動車の選び方として、2列目シートの形状や座席の広さをよく確認し、チャイルドシート2台を設置しても大人が不便を感じにくい車種を選ぶと良いです。
今後車選びをする方は、子どもの成長や家族構成の変化にも対応できるような、座席アレンジや荷物スペースに余裕があるタイプを重視すると、長く快適に使えます。
人気車種を比較ランキングで一覧化して検討すれば、より安心して決められます。
車内空間が広くて便利！ホンダ「N-BOX」の魅力と人気の秘密
ホンダ「N-BOX」は、車内空間の広さと使い勝手の良さから多くの家族に人気のある軽自動車です。
特に軽自動車とは思えないほどの室内スペースが特徴で、チャイルドシートを2台設置しても、余裕を持ったレイアウトが実現できます。
「N-BOX」は天井が高くスライドドアを採用しており、子どもの乗り降りがとてもスムーズです。
荷室も広くベビーカーやたくさんの荷物も積みやすいのが魅力です。
シートアレンジも自由度が高く、家族の成長やお出かけのシーンに合わせて素早く変化させられるため、多様なニーズにマッチします。
また、衝突回避支援ブレーキなど安全装備もしっかりしているため、初めての子育てカーとしても安心感が得られます。
快適な移動を支える「N-BOX」は、ファミリーカー候補として高く評価されています。
スズキ「スペーシア」は子育て世帯から評判！実際の使い勝手をレポート
スズキ「スペーシア」は、子育て世帯から特に評判の良い軽自動車です。
選ばれる理由は、乗り降りのしやすさと荷物の積みやすさにあります。
軽自動車ながら高さのある設計で、座席も床面から近く赤ちゃんや小さな子ども、妊婦でも乗り降りしやすい点が好評です。
子どもに使う荷物が増えてしまう子育て期間には、「スペーシア」の広めの室内と、後部座席からアクセスできる荷物スペースが役立ちます。
シートアレンジも簡単で、チャイルドシートを2台設置した状態でも後部に十分なスペースを確保できます。
また、スライドドア搭載により、子どもが自分で乗り降りする時も隣の車にドアをぶつける心配が少なく、駐車場でも安心して使える点が大きなメリットです。
「スペーシア」は、子育て世帯のニーズをよく理解した設計で人気があります。
日産「ルークス」なら後部座席にも余裕あり！設置方法も簡単！
日産「ルークス」は、後部座席が広いだけでなく、チャイルドシート2台の設置も簡単な軽自動車です。
よく「助手席にチャイルドシートを付けてもいいの？」と考える方もいますが、助手席への設置はエアバッグの作動位置や安全性のリスクからおすすめできません。
特に「ルークス」のような現行の軽自動車は、後部座席のスペースに余裕があり、チャイルドシート2台もゆとりを持って固定できます。
さらに、シートのスライド機構を活用すれば、快適かつ安全に子どもを乗せることが可能です。
どの車種を選ぶ場合も、子どもの安全を最優先に、メーカーの指示に合わせて正しい位置に設置しましょう。
「ルークス」は取り付けのしやすさと空間の広さから、家族で使う軽自動車としておすすめされています。
ダイハツ「タント」はスライドドア採用で子ども2人乗りの強い味方
ダイハツ「タント」は、スライドドアの採用など家族で使いやすい工夫が詰まった軽自動車です。
チャイルドシート2台設置時も車内が極端に狭くならず、広々と快適に過ごせます。
ミニバンのような車種はさらに広さがありますが、軽自動車でありながら「タント」は車内の天井高やシートアレンジが優秀です。
子どもが成長して家族が増えた場合も検討しやすく、2列目シートの使い勝手の良さや快適性も家族全員に喜ばれている理由です。
2台のチャイルドシート装着を想定するなら、家族みんなが安全で快適に使える2列目シートやアレンジ機能の充実した車種を選んでみましょう。
車種別チャイルドシート2台搭載時の設置場所はここがベスト！
ホンダ・N-BOX JOY ターボ公式
車種ごとにチャイルドシート2台設置の最適な場所を考えると、やはり基本的には後部座席への設置が推奨されています。
軽自動車においては、車内幅が1,300mm前後あるため、左右それぞれ1台ずつ設置できるスペースが確保できます。
ただし、チャイルドシートの横幅や座席形状など、車種ごとに異なるため、実際の設置前には必ず測定や確認をしましょう。
より幅が狭い車種の場合は、シート幅450mm以下のコンパクトチャイルドシートを検討するのがおすすめです。
安全性を最優先に、ドアやシートベルトの操作などもきちんと確認できるセッティングを探しましょう。
場合によっては荷物の置き場所や乗員の乗り降りのしやすさも考慮して、使いやすい車内環境を整えることが満足度アップのポイントです。
助手席への設置は危険？安全性を考えたおすすめの座席配置
チャイルドシートを助手席に設置すること自体は違法ではありませんが、さまざまな危険がともなうためおすすめできません。
助手席に子どもが座ると子どもが気になってしまい、運転に集中しづらくなるケースが増えてしまいます。
実際に助手席の子どもが車内の設備を触ったり、物を落とすことで思わぬ事故やトラブルにつながることもあります。
また、重大な事故でエアバッグが作動した際、エアバッグは大人向けに設計されているため、子どもに大きな衝撃や危険をもたらす恐れがあります。
安全面も十分に配慮し、チャイルドシートはやはり後部座席に設置するのが最も安心できる配置です。
ご家族の快適さと安心のために座席配置には十分注意を払いましょう。
後部席への2台設置を検討する際に確認すべきスペースの目安
後部座席にチャイルドシート2台を設置する際は、車内幅やチャイルドシートのサイズが重要なポイントとなります。
一般的な軽自動車の車内幅はおよそ1,300mm程度で、1座席ごとのスペースは約650mmです。
ただし、ドアハンドルや内張りなどのパーツも考慮が必要なので、450mm以下の横幅となるコンパクトなチャイルドシートを選ぶのがおすすめです。
加えて、後部座席の形状やシートベルトの長さなども確認しておくと設置がスムーズになります。
スペースに合わせたチャイルドシート選びと設置方法に注目することで、家族みんなが快適に移動できる車内環境が整います。
購入前には必ず車種ごとのスペックをチェックしてください。
チャイルドシート購入前に知っておくべきタイプと機能の選び方
スズキ・スペーシア公式
チャイルドシート選びでは、軽自動車のようなコンパクトな車内空間を有効活用できる「コンパクトチャイルドシート」が人気です。
設置のしやすさや持ち運びの手軽さも大きな魅力で、サイズだけでなく安全性や取り付け方法にも注目して選ぶことがポイントです。
まず、本体サイズは横幅が小さいものを選ぶと車内が狭く感じにくく、家族みんなの移動が快適になります。
加えて、安全基準をクリアしている製品かどうか、取り付けがシートベルト式かISOFIX（アイソフォックス）式かもチェックしましょう。
車種ごとの対応状況やチャイルドシートごとの設置方法なども比較することで、最適な1台を見つけやすくなります。
デザインや価格も重要ですが、機能面での安心感が何より重要です。
購入前に公式サイトや比較サイトでランキングやクチコミなど参考情報を確認しておくのもおすすめです。
新生児・乳幼児と子どもの成長に対応したシートタイプ一覧
新生児や乳幼児、そして成長途中の子どもに対応するコンパクトチャイルドシートにはさまざまなタイプがあります。
まず新生児向けには、身体をしっかり包み込むベビーシートタイプが人気です。
成長に合わせてリクライニングや座面の高さ調整ができる機能も重宝されています。
乳幼児から使える一体型タイプは、長く使いたいご家庭におすすめです。
ジュニアシートへの切り替えもスムーズに対応できるものなら、きょうだいで使いまわせたり、長期間の利用にも適しています。
コンパクトながら安全性能をしっかり備えた製品を選び、家族の移動が安心で快適なものになるよう、希望に合ったシートを検討してみてください。
軽自動車ユーザー必見！コンパクトで安全性が高い人気シートの比較
軽自動車用チャイルドシートを選ぶときは、サイズや重さ・安全基準・車への取り付け方法・対象年齢・使い勝手の5つのポイントを比較するのがコツです。
まず、軽自動車の室内は一般車と比べて狭いので、45cm以下の横幅のコンパクトシートが特におすすめです。
さらに、チャイルドシートの安全性はメーカーごとに基準が異なるため、公式な安全基準をクリアしている商品を選ぶと安心です。
取り付けはISOFIX（アイソフォックス）対応やベルト方式など車種との適合性をチェックしましょう。
対象年齢別に設計されたタイプや、日常の使い勝手の良さも比較ポイントとなります。
人気ランキングや実際に軽自動車に取り付けたユーザーのレビューも参考に、自分の車と子どもの成長にぴったりのモデルを選ぶと快適なカーライフにつながります。
まとめ：軽自動車でもチャイルドシート2台設置は工夫次第で可能
軽自動車＆バイクのある暮らし・イメージ
今回のまとめです。
- 軽自動車でも工夫次第でチャイルドシート2台設置は可能
- N-BOX、スペーシア、ルークス、タントなどが特におすすめ
- スペースや荷物量、座席配置・シートサイズの確認も必須
- 安全基準や車種ごとの取り付け対応、設置方法に十分配慮
- 必要に応じてコンパクトタイプを選ぶと快適度UP
軽自動車にチャイルドシートを2台設置する場合、家族の移動が手軽で経済的になるというメリットがあります。
特に最近人気の軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」や「スペーシア」、「ルークス」、「タント」は、車内空間が広いためチャイルドシート2台も可能。
一方で、どうしても室内スペースが限られるため、大人の座席や荷物置き場が狭く感じることや、乗り降りのしやすいスライドドア付きモデルで選ぶ必要も出てきます。
設置のポイントとして、チャイルドシート同士やドアとの干渉、後部座席幅やシートアレンジの柔軟性、安全面での正しい装着も重要です。
今後の車選びやチャイルドシート購入、設置方法の見直しなどに参考になれば幸いです。
