「ロードバイクを積んで遠出したいけど、どの軽自動車がいいんだろう・・・。」
「買ってから『積めない!』なんて後悔は絶対にしたくない!」
そんな方は、荷室の広さだけでなく、ロードバイクを何台積むのか、何人乗るのか、前輪を外してもよいのかを先に整理しておくことが大切です。
積載を優先するならN-VAN、普段の買い物や家族での利用も重視するならN-BOX・スペーシア・タント・ルークスが候補になります。
ただし、メーカーが27インチ自転車の積載例を案内している車種でも、すべてのロードバイクが同じように載るとは限りません。
フレームサイズやハンドル幅、サドル高などによって必要なスペースが変わるため、自分のロードバイクの寸法と車両側の荷室・開口部を確認して選びましょう。
この記事でわかること
- ロードバイクを積みやすい軽自動車おすすめ5車種の違い
- 1台・2台、乗車人数、前輪を外すかによる選び方
- ロードバイクを車内で安全に固定するための確認ポイント
- 中古車を探す場合と、今の車へ載せる場合の選び方
まずは、ロードバイクの積み方や普段の使い方から、自分に合う軽自動車を確認していきましょう。
結論|ロードバイクを積む軽自動車は使い方で選ぶ
ロードバイクを積める軽自動車を選ぶときは、「何台積むのか」「何人乗るのか」「前輪を外してもよいのか」から考えると選びやすくなります。
今回紹介する5車種の違いをまとめると、以下のとおりです。
| 車種 | 向いている使い方 | メーカー公式の自転車積載情報 | シート・荷室の特徴 | ロードバイクを積むときのポイント |
|---|---|---|---|---|
| Honda N-VAN | ロードバイクの積載を優先したい | 自転車などの固定に使えるタイダウンフックを装備 | 助手席・後席を格納して広い荷室を作れる | 前輪を外したくない場合や積載スペースを優先したい場合の有力候補。 ロードバイクのサイズは実車で確認 |
| Honda N-BOX | 普段使いと自転車積載を両立したい | 27インチ自転車の積載例あり | 低床・高い室内と後席のシートアレンジが特徴 | ロードバイク1台を積みたい場合の候補。 前輪着脱や自転車の寸法を確認 |
| スズキ スペーシア | 日常性と荷室の使いやすさを重視したい | 27インチサイズまでの自転車積載を案内 | 後席格納時はフラットで低床な荷室空間 | 自転車のサイズや形によっては積載できないため、ロードバイクの実寸確認が必要 |
| ダイハツ タント | 普段使いに加えて大きな開口部も重視したい | 27インチまでの自転車積載例あり | 後席を倒して荷室を広げられるほか、ミラクルオープンドアを採用 | ロードバイクが載るかはフレームサイズやハンドル幅なども含めて確認 |
| 日産 ルークス | 普段使いと自転車積載を両立したい | 2名乗車+27インチかご付き自転車1台の積載例あり | 後席を格納してバックドアから自転車を積載できる | メーカー公式例は一般的な自転車のため、自分のロードバイクでも寸法確認が必要 |
選び方を簡単にまとめると、
- ロードバイクの積載を最優先するならN-VAN
- ロードバイク1台+普段使いならN-BOX・スペーシア・タント・ルークス
- 前輪を外したくない場合は、より広い荷室を確保できる車を優先する
- 2台積載する場合は、車両とロードバイクの寸法・固定スペースを実車で確認する
という考え方がおすすめです。
メーカー公式で「27インチ自転車を積載できる」と案内されていても、すべてのロードバイクが同じように載るわけではありません。
ロードバイクは、フレームサイズやホイールベース、サドル高、ハンドル幅などによって必要なスペースが変わります。
これから軽自動車を探す方は、乗車人数や積み方を決めてから5車種を比較しましょう。
すでに軽自動車を所有している方は、自分のロードバイクと荷室の寸法を確認し、必要に応じて車内キャリアや固定方法を検討してください。
ロードバイクを積める軽自動車の選び方ポイント

ダイハツ・ハイゼットカーゴ公式
「よし、軽自動車を買おう!」と決めても、どの車種でも良いわけではありません。
まず確認したいのは荷室の寸法ではなく、「ロードバイクを何台積むのか」「何人乗車するのか」「前輪を外してもよいのか」です。
この3つを先に決めておくと、必要な荷室スペースやシートアレンジが分かりやすくなります。
ロードバイクを何台積むか確認する
1台だけ積む場合と2台積む場合では、必要な荷室スペースや固定方法が大きく変わります。
ロードバイク1台であれば、N-BOX・スペーシア・タント・ルークスなどのスーパーハイトワゴンも候補になります。
一方、2台積みたい場合は、
- 2台分の車体を置ける荷室幅があるか
- ハンドル同士が干渉しないか
- 前輪を外す必要があるか
- 車載キャリアを設置するスペースがあるか
- 走行中に2台とも固定できるか
まで確認する必要があります。
N-VANなど荷室を広く使える軽バンは有力な候補ですが、軽バンだから必ずロードバイク2台を積めるわけではありません。
2台積載を考えている場合は、それぞれのロードバイクのサイズと固定に必要なスペースまで確認してください。
ロードバイクと一緒に何人乗るか確認する
ロードバイクの台数と合わせて、何人で乗るのかも確認しておきましょう。
例えば、
- 1人+ロードバイク1台:後席を広く荷室として使いやすい
- 2人+ロードバイク1台:助手席を残しながら積載できるか確認する
- 2人+ロードバイク2台:荷室幅や固定方法をより厳密に確認する
- 3~4人+ロードバイク:後席を荷室として使えないため、車内積載との両立が難しくなる場合がある
という違いがあります。
家族でも使う軽自動車を探している場合は、ロードバイクを積んでいるときだけでなく、普段の乗車人数も考えておくことが大切です。
積載性を優先するならN-VAN、後席へ人を乗せる機会が多いならN-BOX・スペーシア・タント・ルークスなどの乗用軽自動車も比較してみましょう。
前輪を外して積むか、そのまま積みたいか確認する
ロードバイクの前輪を外してもよいかどうかも、車選びでは大きなポイントです。
「できれば前輪を外さず、そのまま積みたい」という方もいるでしょう。
前輪を付けたまま積む場合は自転車全体が長くなるため、より大きな荷室長や室内高が必要になります。
前輪を外したくない場合は、N-VANなど荷室を広く使える車を優先して確認しましょう。
ただし、N-VANであっても、すべてのロードバイクを前輪を付けたまま積めるとは限りません。
一方、前輪を外してもよい場合は必要な荷室長を抑えやすくなり、スーパーハイトワゴンも候補にしやすくなります。
前輪を外してフォーク部分を固定するタイプの車内キャリアも使えるため、積載方法の選択肢も増えます。
自転車載せるなら必見!荷室のサイズとタイプを徹底比較
何台積むか、何人乗るか、前輪を外すかが決まったら、次に荷室のスペックを確認します。
チェックすべきは以下の5つのポイントです。
| チェックポイント | 内容 |
|---|---|
| 荷室高(室内高) |
|
| 荷室幅 |
|
| 荷室長 |
|
| 開口部の広さ |
|
| 床の低さ(低床設計) |
|
ロードバイクの全長や高さは、フレームサイズやモデルによって異なります。
そのため、「ロードバイクは約○cmだから載る」と判断するのではなく、自分のロードバイクを実際に測ってから車両側の寸法と比較してください。
確認しておきたいのは、
- 前輪を付けた状態の全長
- 前輪を外した状態の長さ
- サドル上端までの高さ
- ハンドル幅
です。
カタログの荷室寸法だけでは判断しにくい場合は、可能であれば事前に販売店へ相談し、実車の荷室やバックドア開口部も確認しておきましょう。
快適に移動するための座席アレンジと積載スペースのチェック方法

ダイハツ・アトレー公式
次に確認したいのが、シートアレンジです。
後部座席を倒したときに、ロードバイクを積むスペースをどれだけ確保できるかを確認しましょう。
また、同じ車名でもモデルチェンジによってシートの構造や荷室の使い方が変わる場合があります。
中古車を検討している場合は、購入候補となる年式の仕様を確認してください。
チェックポイントをまとめます。
- 後席を倒したときの床面
後部座席を倒したときに、段差や傾斜がどの程度あるか確認しましょう。
メーカーによってシート格納方法や床面の形状は異なるため、「完全にフラットになる」と決めつけず、自転車を安定して置けるかを確認することが大切です。
- 助手席も格納できるか
N-VANのように助手席まで格納できる車種なら、長い荷物を積むためのスペースを確保しやすくなります。
ただし、助手席を格納すると乗車できる人数も減るため、ロードバイクと何人で移動するのかも合わせて確認してください。
- 左右別々に後席を倒せるか
後部座席を左右別々に格納できる車種では、片側を荷室として使いながら座席を残せる場合があります。
ロードバイク1台と2人で移動したい場合などは、シートをどのように使えるか確認しておくと選びやすくなります。
最終的には、「車内に入るか」だけでなく、走行中にロードバイクを安全に固定できるかまで含めて判断してください。
運転席周辺へロードバイクがはみ出したり、運転操作や視界を大きく妨げたりする積み方は避けましょう。
ロードバイクを積みやすい軽自動車おすすめ5選

ダイハツ・タント公式
選び方のポイントが分かったところで、ロードバイクを積みやすい軽自動車を5車種紹介します。
今回紹介するのは、
- Honda N-VAN
- Honda N-BOX
- スズキ スペーシア
- ダイハツ タント
- 日産 ルークス
です。
N-VANはロードバイクの積載を優先したい方、N-BOX・スペーシア・タント・ルークスは普段使いとの両立を重視したい方の候補になります。
メーカー公式の自転車積載情報も確認しながら、それぞれの違いを見ていきましょう。
積載最優先|Honda「N-VAN」

ホンダ・N-VAN公式
ロードバイクの積載を優先するなら、Honda「N-VAN(エヌバン)」が有力な候補です。
N-VANは荷物を運ぶことを重視した軽貨物車で、助手席側のセンターピラーをなくした大きな開口部と、助手席・後席を格納できるシートアレンジが特徴です。
助手席と後席にはダイブダウン機構が採用されており、1名乗車時には助手席側まで長い荷室スペースとして使えます。
さらにHonda公式では、荷室の左右壁面とテールゲート内側に28個のユーティリティーナット、助手席まわりと荷室フロアに合計8個のタイダウンフックを装備していると案内しています。
タイダウンフックは、ベルトや紐などを使って自転車などの大きな荷物を固定する際にも利用できます。
そのため、
- ロードバイクの積載スペースをできるだけ広く確保したい
- 車両側の固定ポイントも活用したい
- 前輪を付けた状態で積める可能性も含めて検討したい
という方には、今回の5車種の中でも特に確認しておきたい一台です。
ただし、N-VANならすべてのロードバイクを前輪を外さず積めるわけではありません。
フレームサイズやサドル高、ハンドル位置によっては、前輪を外したりサドル位置を調整したりする必要があります。
また、N-VANはN-BOXなどの乗用軽自動車とは車の役割が異なります。
積載を優先する方には向いていますが、後席へ人を頻繁に乗せる方や家族での普段使いも重視する方は、乗用タイプの4車種と比較して決めるのがおすすめです。
ロードバイク用としてN-VANを候補にしたものの、「普段使いで後悔しないかも確認しておきたい」という方は、こちらの記事「N-VANでがっかり・後悔する5つの理由!買うべき人とやめるべき人の違い」も参考にしてください。
普段使いとの両立|Honda「N-BOX」

ホンダ・N-BOX公式
普段使いと自転車積載を両立したい方は、Honda「N-BOX(エヌボックス)」も候補になります。
N-BOXの特徴は、低い床と高い室内空間です。
Honda公式では、現行N-BOXについて27インチのアップハンドル自転車を積載する例を紹介しています。
また、後席のシートアレンジによって荷室を広げることができます。
そのため、
- ロードバイクだけでなく普段の買い物にも使いたい
- 家族で使うことも多い
- N-VANほど積載性に特化した車は必要ない
という方には選びやすい一台です。
ただし、Hondaが公式に紹介しているのは一般的な27インチ自転車の積載例です。
「27インチ自転車が載るから、自分のロードバイクも必ず載る」とは判断せず、ロードバイクの寸法や前輪着脱の必要性を確認してください。
日常性と荷室の使いやすさ|スズキ「スペーシア」

スズキ・スペーシア公式
普段使いのしやすさと自転車積載を両立したい方には、スズキ「スペーシア」も候補になります。
スペーシアは後席を格納すると、フラットで低床な荷室空間を作ることができます。
さらに、バックドアの開口部には自転車を積み下ろしするためのガイドが設けられています。
スズキ公式では、27インチサイズまでの自転車を積載できると案内しています。
ただし同時に、自転車のサイズや形によっては積載できない場合があるという注意書きもあります。
ロードバイクを積む場合も、「27インチ」というタイヤサイズだけで判断せず、全長・サドル高・ハンドル幅などを確認してください。
普段は買い物や家族で利用し、必要なときにロードバイク1台を積みたい方には、N-BOXと合わせて比較しやすい車種です。
大きな開口部が特徴|ダイハツ「タント」

ダイハツ・タント公式
普段使いのしやすさに加えて、荷物の出し入れのしやすさも重視したい方には、ダイハツ「タント」も候補になります。
タントの大きな特徴が、助手席側のセンターピラーを前後のドアに内蔵した「ミラクルオープンドア」です。
助手席側の前後ドアを開けると大きな開口部ができるため、人の乗り降りや荷物の出し入れがしやすくなっています。
また、後席を倒すことで荷室を広げることができ、ダイハツ公式では27インチまでの自転車を積載する例が案内されています。
ただし、27インチ自転車の積載例があるからといって、すべてのロードバイクを同じように積めるとは限りません。
ロードバイクのフレームサイズやサドル高、ハンドル幅などによって必要なスペースが変わるため、バックドアの開口部や荷室寸法と、自分のロードバイクのサイズを確認しておくことが大切です。
「ロードバイクも積みたいけど、普段の乗り降りや使い勝手も重視したい」という方は、N-BOXやスペーシアと合わせて比較してみてください。
現行BA2型も自転車積載に対応|日産「ルークス」

日産・ルークス公式
日産「ルークス」も、普段使いと自転車積載を両立したい方の候補です。
現在販売されているルークスは、2025年10月にフルモデルチェンジしたBA2型です。
日産公式では現行ルークスについて、2名乗車しながら27インチのかご付き自転車1台を積載する例を案内しています。
具体的には、後席を操作して荷室スペースを確保し、バックドアから自転車を積み込む方法が紹介されています。
「2人乗車+自転車1台」という具体的な積載例があるため、2人でサイクリングへ出かけたい方にも参考にしやすい車種です。
ただし、この積載例もロードバイク専用ではありません。
ロードバイクのフレームサイズやサドル高、ハンドル幅によって必要なスペースが変わるため、サドル調整や前輪着脱なしで積めるとは判断せず、自分のロードバイクの寸法を確認してください。
また、遠征時の運転支援機能を重視する場合は、購入候補となるグレードの装備も合わせて確認しておくとよいでしょう。
デリカミニも候補にしたい場合

三菱・デリカミニ公式
今回のおすすめ5車種には入れていませんが、三菱デリカミニも自転車を積める軽自動車の候補です。
デリカミニについては、ロードバイクを含めた自転車の積み方を別の記事で詳しくまとめています。
「アウトドア系の軽自動車も候補に入れたい」という方は、こちらの記事「デリカミニに自転車は積める?ロードバイク・電動自転車の積み方と実例」も参考にしてください。
前輪を外さず積みたい・2台積みたい場合は軽バンも有力

スズキ・エブリイワゴン公式
「できれば前輪を外さず積みたい」
「ロードバイクを2台積みたい」
という方は、N-VANなど荷室を広く使える軽バンも有力な候補になります。
ただし、軽バンなら前輪を外さず積める、2台を簡単に積めるというわけではありません。
ロードバイクのサイズや乗車人数、固定方法まで確認して選びましょう。
荷室を広く使いたいなら軽バンが候補になる

スズキ・エブリイワゴン公式
軽バンは荷物を運ぶことを重視して作られているため、荷室の高さや奥行きを確保しやすいのが特徴です。
後席を格納して、大きな荷物を載せるためのスペースを作れる車種もあります。
そのため、
- 前輪を外す作業をできるだけ減らしたい
- ロードバイク2台の積載を検討している
- 工具やヘルメットなども一緒に載せたい
という方は、乗用スーパーハイトワゴンだけでなく軽バンも比較してみるとよいでしょう。
今回紹介しているN-VANも、助手席と後席を格納して荷室を広く使えるため、積載を優先したい方の候補です。
ただし、前輪を付けたまま積めるかどうかは、
- ロードバイクの全長
- サドル高
- ハンドル幅
- 車両の荷室長・荷室高
- バックドア開口部
によって変わります。
「荷室が広いから、そのまま載るだろう」と判断せず、自分のロードバイクを測って確認してください。
ロードバイク2台を積むなら固定スペースまで確認する
ロードバイクを2台積む場合は、2台分の車体が車内へ入るかだけでなく、走行中に動かないよう固定するスペースも必要です。
確認したいのは、
- 2台を並べたときのハンドルの干渉
- 前輪を外す必要があるか
- フォーク固定型キャリアを置くスペース
- タイダウンベルトなどを固定できる位置
- 必要な乗車人数を確保できるか
です。
「軽バンなら2台積載できる」と一律には判断できません。
2台積載を前提に車を購入する場合は、ロードバイク2台分の寸法を確認し、可能であれば購入前に実車の荷室も確認しておきましょう。
軽バンと乗用スーパーハイトワゴンは使い方で選ぶ

ホンダ・N-VAN公式
軽バンとN-BOXなどの乗用スーパーハイトワゴンは、車に求める役割が異なります。
| 比較項目 | 軽バン(N-VANなど) | 乗用スーパーハイトワゴン(N-BOXなど) |
|---|---|---|
| 車選びで重視すること | 荷物を載せるスペースを優先 | 乗員空間と日常利用も重視 |
| ロードバイク1台 | 有力候補 | メーカーに自転車積載例がある車種も候補 |
| ロードバイク2台 | 荷室を広く使えるため候補にしやすいが実寸確認が必要 | 車体寸法・積み方・乗車人数をより慎重に確認 |
| 前輪を外したくない場合 | 広い荷室を確保できる車種を優先して確認 | 自転車寸法によっては前輪着脱が必要 |
| 家族での普段使い | 後席を頻繁に使う場合は乗用軽との違いを確認 | 普段の乗車も重視する場合に比較しやすい |
【選び方の目安】
- ロードバイクの積載スペースを優先するならN-VANなどの軽バン
- ロードバイク1台と普段使いを両立したいならN-BOX・スペーシア・タント・ルークスなどの乗用スーパーハイトワゴン
前輪を付けたまま載せたい場合や2台積載を予定している場合は、開口部を通せるか、走行中に安全に固定できるかまで確認してから車を選んでください。
ロードバイクを車内で固定する方法
「今の車、または新しく買う軽自動車で、ロードバイクを倒さずに運びたい」
そんな場合は、車内に収まるかだけでなく、走行中に動かないよう固定できるかまで確認することが大切です。
カーブやブレーキなどでロードバイクが動くと、
- 自転車が車内で転倒する
- フレームやハンドルが内装・ガラスへ接触する
- 積んでいる自転車同士がぶつかる
- 運転席側へ倒れ込む
可能性があります。
車両側に固定ポイントがある場合はそれを活用し、必要に応じて車内キャリアやベルトなどを組み合わせて固定しましょう。
車両側に自転車を固定できるポイントがあるか確認する
まず確認したいのが、車両側に荷物を固定するためのポイントが用意されているかです。
例えばN-VANには、助手席まわりと荷室フロアに合計8個のタイダウンフックがあり、Honda公式でも自転車などの大きな荷物を固定する際に利用できると案内されています。
そのため、N-VANへロードバイクを積む場合は、「車載キャリアを買わないと固定できない」と考える必要はありません。
まずは車両に用意されている固定ポイントと、自分が考えている積み方を確認してください。
N-BOX・スペーシア・タント・ルークスなども、荷室の形状や装備は車種・グレード・年式によって異なります。
固定に使える場所を自己判断で決めず、車両の取扱説明書を確認したうえで適切な方法で固定してください。
前輪を外すならフォーク固定型の車内キャリアも使える
前輪を外して積む場合は、フロントフォークを固定するタイプの車内キャリアを使う方法があります。
MINOURAのVERGOシリーズは、車内にベースを置き、フロントフォークを固定してロードバイクを立てて積むタイプです。
車内でロードバイクを安定させて積みたい方に向いています。
ただし、VERGOシリーズは製品によって対応する固定方式が異なるため、購入前に自分のロードバイクとの適合を確認してください。
クイックリリースかスルーアクスルか必ず確認する
車内キャリアを購入する前に必ず確認したいのが、ロードバイクの前輪を固定している方式です。
主に、
- クイックリリース
- スルーアクスル
があります。
MINOURAのVERGOシリーズも、製品によって対応する固定方式が異なります。
VERGO-TF系とスルーアクスル向けのVERGO-TA系では仕様が異なるため、
「ロードバイクだからこの商品を選べば大丈夫」
とは判断しないでください。
ロードバイク側の、
- クイックリリースかスルーアクスルか
- アクスル径
- 必要なアダプターの有無
を確認し、MINOURA公式の適合情報と照らし合わせて選びましょう。
▼ロードバイクの固定方法が合うか確認してから選んでください
必要に応じてベルトや保護用品も併用する
車内キャリアを使用する場合でも、積載方法や車両によってはベルトなどによる追加固定を検討してください。
また、ロードバイクを車内へ積むと、
- チェーンの油汚れ
- タイヤの泥や砂
- ペダルやハンドルと内装の接触
が気になる場合もあります。
必要に応じてマットやタオルなどを使い、車内とロードバイクが直接ぶつからないようにしておくとよいでしょう。
ただし、汎用品は車種によって荷室への収まり方が異なります。
マットなどの汚れ対策用品は、自転車を安全に固定したうえで必要に応じて追加するものと考えてください。
ロードバイクを積み終わったら、出発前に、
- 前後左右へ大きく動かないか
- リアガラスや内装へ接触しないか
- 運転席側へ倒れる可能性がないか
- 運転操作や視界を妨げていないか
も確認してください。
各車両や車載用品の取扱説明書に従い、車内に収まるだけでなく、走行中も安全に固定できることを確認してから出発しましょう。
中古でロードバイク向きの軽自動車を探すときの確認ポイント
「ロードバイクを積むための軽自動車が欲しいけど、新車は予算的に厳しい・・・。」
という方は、中古車も選択肢になります。
ロードバイク用の軽自動車を中古で探す場合は、価格や走行距離だけでなく、実際にロードバイクを積むための荷室やシートアレンジも確認しましょう。
同じ車名でも、モデルチェンジによって荷室の形状やシートの構造が変わる場合があります。
中古車を探すときは、次のポイントを確認してください。
- 購入候補のモデル・世代を確認する
- 後席や助手席の格納機構が正常に動くか確認する
- 荷室やバックドア開口部の寸法を確認する
- 荷室に大きな傷や破損がないか確認する
- 車載キャリアや固定用品を設置できるか確認する
同じ車名でもモデル・世代による違いを確認する
N-VANやN-BOXなど同じ車名の中古車でも、年式やモデルによって装備やシートアレンジが異なる場合があります。
そのため、「N-BOXならロードバイクを積めそう」という車名だけで判断せず、実際に購入を検討している年式・型式の荷室やシートアレンジを確認してください。
中古車では現行モデルのメーカー公式ページだけでなく、販売店の商品情報や取扱説明書なども確認し、必要なスペースを確保できるか見ておきましょう。
後席・荷室はできれば実車で確認する
中古車の場合は、購入候補となる車両そのものを確認できます。
現車確認ができる場合は、
- 後席を実際に倒してみる
- シート格納機構が正常に動くか確認する
- バックドアの開口部を確認する
- 荷室高・荷室長・荷室幅を測る
- ロードバイクを固定するスペースがあるか確認する
といった点をチェックしておきましょう。
ロードバイクを販売店へ持ち込んで確認したい場合は、対応できるか事前に相談してください。
難しい場合でも、自分のロードバイクをあらかじめ測っておけば、実車の荷室寸法と比較できます。
中古車を探すときも「載るか」を確認してから決める
中古車では価格の安さに目が行きやすいですが、ロードバイクを積むことが目的なら、必要な荷室を確保できるかを優先して確認してください。
せっかく予算を抑えて購入できても、
「自分のロードバイクでは思ったように積めなかった」
となってしまっては意味がありません。
候補となる車種やモデルが決まったら、中古車在庫を確認しながら年式や荷室仕様を比較してみましょう。
中古軽自動車そのものの選び方についても確認しておきたい方は、こちらの記事「後悔しない中古軽自動車の選び方と人気おすすめ車種を徹底解説」も参考にしてください。
新車・中古車・リースのどれで買う?
ロードバイクを積む軽自動車の候補が決まったら、次に購入方法を考えます。
軽自動車を用意する方法は、大きく分けると、
- 新車を購入する
- 中古車を購入する
- カーリースを利用する
があります。
どの方法が合うかは、予算や乗りたい期間によって変わります。
ロードバイクを積むことが目的なら、自分のロードバイクを積める車種・モデルを選べるかも確認しておきましょう。
新車は現行モデルの仕様を確認しやすい
新車は、メーカー公式サイトやカタログで現行モデルの荷室・シートアレンジを確認しやすいのがメリットです。
今回紹介した、
- N-VAN
- N-BOX
- スペーシア
- タント
- ルークス
についても、メーカー公式の自転車積載例や荷室情報を確認しながら選べます。
「最新モデルに長く乗りたい」
という方は、新車から検討するとよいでしょう。
ただし、自転車の積載例があっても、自分のロードバイクが同じように載るとは限りません。
購入前にはロードバイクの寸法と荷室を確認し、可能であれば販売店へ相談して実車も確認してください。
中古車は予算を抑えながら実車を確認しやすい
予算を抑えたい場合は、中古車が候補になります。
ロードバイク用途では、購入候補となる実車について、
- 後席を倒した状態
- 荷室の広さ
- バックドア開口部
- シートアレンジ
- 固定用品を設置できるスペース
を確認できます。
N-VANやN-BOXなどは複数の年式・モデルがあるため、車名だけではなく購入候補となる世代の仕様を確認してください。
車種まである程度決まっている方は、中古車在庫を確認し、予算や年式を比較してみると探しやすくなります。
初期費用や毎月の支払いを重視するならリースも比較する
「新車には乗りたいけど、まとまった購入費用は抑えたい」
という場合は、カーリースも選択肢になります。
ただし、ロードバイク用途なら、先にどの車種なら自分のロードバイクを積みやすいかを決めてから料金を比較してください。
「月額が安いから」という理由だけで契約方法を先に決めると、希望する車種やグレードを選べない可能性があります。
そのため、
ロードバイクの積み方を確認
↓
車種を決める
↓
新車・中古車・リースを比較する
という順番がおすすめです。
車種候補が決まり、
「購入とリースではどちらが自分に合う?」
と迷っている方は、月額料金やサービス内容も比較してみてください。
\ 軽自動車をリースする場合の料金・選び方はこちら /
ロードバイクを軽自動車に積む際のFAQ
ロードバイクを軽自動車へ積むときに、気になりやすい疑問をまとめました。
Q. 前輪を外さずにロードバイクを積める軽自動車はありますか?
A. N-VANなど荷室を広く使える軽自動車は有力な候補ですが、前輪を外さずに積めるかはロードバイクのサイズによって変わります。
前輪を付けたまま積む場合は、
- ロードバイクの全長
- サドル上端までの高さ
- ハンドル幅
- 車両の荷室長・荷室高
- バックドア開口部
を確認してください。
N-VANは助手席や後席を格納して荷室を広く使えますが、「N-VANなら前輪を外さず必ず積める」とは判断せず、自分のロードバイクの寸法と実車を確認してください。
Q. ロードバイク2台を軽自動車に積めますか?
A. 車種やロードバイクのサイズ、積み方によっては可能ですが、軽自動車なら2台積めると一律には判断できません。
2台積載では、
- ハンドル同士が干渉しないか
- 前輪を外す必要があるか
- 2台を固定できるスペースがあるか
- 必要な乗車人数を確保できるか
まで確認する必要があります。
ロードバイク2台の積載を優先するなら、N-VANなど荷室を広く使える軽バンが候補になります。
Q. N-VANとN-BOXならどちらがおすすめですか?
A. ロードバイクの積載を最優先するならN-VAN、普段使いや家族での利用も重視するならN-BOXが候補です。
N-VANは助手席・後席を格納して広い荷室を作ることができ、タイダウンフックを自転車の固定にも利用できます。
一方、N-BOXは乗用軽自動車として普段使いしやすく、Honda公式でも27インチ自転車の積載例が案内されています。
- ロードバイクを積む機会が多い → N-VAN
- 普段使い+ロードバイク1台 → N-BOX
という考え方で比較すると分かりやすいです。
Q. 27インチ自転車が載る軽自動車ならロードバイクも載りますか?
A. 27インチ自転車の積載例があっても、自分のロードバイクが同じように載るとは限りません。
ロードバイクはフレームサイズやホイールベース、サドル高、ハンドル幅などによって必要なスペースが変わります。
特にスペーシアでは、メーカー自身も自転車のサイズや形によっては積載できない場合があると案内しています。
27インチというタイヤサイズだけで判断せず、自分のロードバイクを測って確認してください。
Q. ロードバイクを積むなら車内キャリアは必要ですか?
A. 必ず必要というわけではありません。
例えばN-VANには、自転車などの大きな荷物を固定するときにも使えるタイダウンフックが用意されています。
一方、前輪を外してロードバイクを立てた状態で固定したい場合は、MINOURA VERGOシリーズなどのフォーク固定型キャリアも候補になります。
車内キャリアを購入する場合は、自分のロードバイクがクイックリリースかスルーアクスルかを確認し、対応する製品を選んでください。
Q. ロードバイクを積んだまま2人乗れますか?
A. 車種や自転車のサイズ、シートアレンジによって異なります。
例えば現行ルークスでは、メーカーが2名乗車+27インチかご付き自転車1台の積載例を案内しています。
ただし、これは一般的な自転車の積載例であり、すべてのロードバイクで同じ条件になるとは限りません。
「2人+ロードバイク1台で使いたい」
という場合は、助手席を残した状態で必要な荷室を確保できるか確認してください。
また、3~4人乗車しながらロードバイクを車内へ積む場合は、後席を荷室として使えなくなるため、軽自動車では両立が難しくなる場合があります。
まとめ:積載優先ならN-VAN、普段使いとの両立ならスーパーハイトワゴン
最後に、ロードバイクを積む軽自動車の選び方をまとめます。
【今回のまとめ】
- 積載性を優先するなら:助手席・後席を格納して荷室を広く使えるN-VANが有力候補
- 普段使いとの両立なら:N-BOX・スペーシア・タント・ルークスも候補
- 1台か2台か:2台積載では荷室幅やハンドルの干渉、固定スペースまで確認する
- 何人乗るか:ロードバイクを積んだ状態で必要な乗車人数を確保できるか確認する
- 前輪を外すか:前輪を外してもよければ選べる車種や固定方法が増える
- メーカーの積載例:27インチ自転車が載る車でも、すべてのロードバイクが同じように載るとは限らない
ロードバイクを積む軽自動車を選ぶときは、「荷室が広そうだから載るだろう」と判断せず、自分のロードバイクと車両側の寸法を比較してください。
積載を優先するならN-VAN、普段の買い物や家族での利用も重視するならN-BOX・スペーシア・タント・ルークスという分け方から考えると、候補を絞りやすくなります。
中古車を購入する場合は年式やモデルによる荷室・シートアレンジの違いを確認し、すでに軽自動車を所有している場合は、まず現在の車へ載せられるか実測してみてください。
前輪を外して積む場合は、固定方式に合った車内キャリアを利用する方法もあります。
どの方法を選ぶ場合でも、車内にロードバイクが入ることだけでなく、走行中に動かないよう安全に固定できることまで確認することが大切です。
