「さあ出かけよう!」
とスズキ・ハスラーに乗り込み、スタートボタンを押したのにエンジンがかからない!
お出かけ前や仕事の前の忙しい時間帯に、このようなトラブルが起きると本当に焦ってしまいますよね。
特に初めて軽自動車を購入した方や、車のメカニックなことにあまり詳しくない方にとっては、パニックになってしまうのも無理はありません。
しかし、どうか安心してください。「ハスラーのエンジンがかからない」というトラブルは、実はごく単純な原因であることが多く、落ち着いて確認すればその場で自力で解決できるケースもたくさんあります。
この記事では、スズキ・ハスラーのエンジンがかからなくてお困りの方に向けて、以下のような疑問や悩みを解決する情報をお届けします。
この記事でわかること
- 今の状況から推測できるエンジンがかからない原因
- すぐその場で試せる確認ポイントと応急処置
- バッテリー上がりやスマートキーの電池切れの正しい対処法
- ロードサービスの賢い利用方法と今後の予防策
この記事を読み進めていただければ、今のあなたのハスラーに何が起きているのかがわかり、適切な行動をとれるようになります。
焦る気持ちを少しだけ深呼吸で落ち着かせたら、この記事と一緒に一つずつ原因をチェックしていきましょう!
※本記事は初代(MR31S/MR41S)および現行型(MR52S/MR92S)を対象に解説しています。
ハスラーのエンジンがかからない!よくあるトラブルの状況別ガイド

スズキ・ハスラー公式
ハスラーのエンジンがかからないとき、まず一番にやるべきことは「今の車の状況を冷静に観察すること」です。
一言で「エンジンがかからない」と言っても、車が発しているサインによって原因は全く異なります。
ここでは、よくあるシチュエーション別に考えられる原因をガイドします。
例えば、「エンジンがかからないけどセルは回る」という状況。
「キュルキュルキュル!」と勢いよくモーターの音(セルモーターの音)はするのに、ブルン!とエンジンが始動しない場合です。
この時は、バッテリーには電力が十分に残っています。
考えられるのは、ガソリンが空になっている(ガス欠)、あるいは燃料をエンジンに送るポンプや、火花を散らす点火系(スパークプラグなど)の不具合です。
ほかに「エンジンがかからないけど電気はつく」という状況もよくあります。
メーターのランプやルームランプ、ヘッドライトなどは点灯するのに、エンジンをかけようとすると「カチッ」という音だけがしてセルが回らない、あるいは「キュル…キュル…」と非常に弱々しい音しかしない場合です。
これは典型的な「バッテリー上がり」の初期症状、あるいは電圧低下です。
電気はつくからバッテリーではないと思いがちですが、エンジンを始動するには非常に大きな電力が必要なため、ランプを点灯させるだけの余力はあっても、エンジンをかける力は残っていない状態なのです。
また、とくに冬場の寒い朝は、エンジンがかからなくなるトラブルが起こりやすくなります。
車のバッテリーは化学反応で電気を蓄えたり放出したりしていますが、気温が下がるとこの化学反応が鈍くなり、本来の性能を発揮できなくなります。
普段からバッテリーが弱っていた場合、冬の寒さが引き金となって突然エンジンがかからなくなることは非常に多いトラブルです。
スズキ ハスラーでエンジンがかからない時の主な原因と確認ポイント
状況別のざっくりとした原因がわかったところで、次は、基本的な確認ポイントをチェックしていきましょう。
実は「故障かな?」と思っても、単なる操作ミスや安全装置の作動であることが意外と多いのです。
- 1. シフトレバーはしっかり「P(パーキング)」に入っていますか?
オートマチック車(CVT車)であるハスラーは、安全のためシフトレバーが「P」または「N(ニュートラル)」に入っていないとエンジンがかからない仕組みになっています。
駐車時に無意識のうちに「D」や「R」のままエンジンを切ってしまっていたり、何かの拍子でレバーに触れて「P」からわずかにズレていたりすると始動しません。
一度シフトレバーを動かし、カチッとしっかり「P」に入れ直してみてください。
- 2. ブレーキペダルを「強く」踏み込んでいますか?
プッシュスタート式のハスラーは、ブレーキペダルを踏みながらスタートボタンを押す必要があります。
この時、「ブレーキが硬い」と感じて焦る方が多くいらっしゃいます。
エンジンが止まっている状態でブレーキペダルを何度か踏むと、ブレーキの倍力装置(真空の力でペダルを軽くする装置)の負圧が抜けてしまい、ペダルがカチカチに硬くなります。
これは故障ではありません。
硬くて踏み込めないと感じても、両足を使ってでも「グッ!」と奥まで力強く踏み込みながらスタートボタンを押せば、通常通りエンジンがかかることがほとんどです。
- 3. ハンドルロック(ステアリングロック)はかかっていませんか?
エンジンを切った状態でハンドルを回そうとすると、盗難防止のためのハンドルロックがかかり、ハンドルが固定されて回らなくなります。
この状態だと、スタートボタンを押してもシステムがオンにならずエンジンがかかりません。
メーター内に「ステアリングロック」の警告が表示されている場合は、ハンドルを左右に軽く動かしながらスタートボタンを押すことでロックが解除され、エンジンがかかります。
スマートキーやドアロック不具合によるエンジン始動不可のケース
基本的な操作ミスではない場合、次に疑うべきは「スマートキー」に関するトラブルです。
ハスラーのエンジンをかけるには、車内にあるスマートキーから発せられる微弱な電波を車側が認識する必要があります。
よくあるのが、スマートキーの電池切れです。
電池が消耗してくると、メーター内のディスプレイに「携帯リモコン電池残量低下」といったメッセージが表示されたり、キーの形をした警告灯が赤色またはオレンジ色で点滅したりして知らせてくれます。
「点滅」は車からの重要なサインですので見逃さないようにしましょう。
もし完全に電池が切れてしまった場合でも、パニックになる必要はありません。
応急処置としてエンジンをかける方法が用意されています。
- シフトが「P」に入っていることを確認し、ブレーキペダルをしっかり踏みます。
- スマートキーの「スズキのSマーク(エンブレム)」がある面を、エンジンスイッチ(プッシュボタン)に直接ピッタリと押し当てます。
- 車がキーのICチップを読み取ると、ブザー音が鳴ったりスイッチの表示灯が緑色に点灯したりします。
- その状態で、ブレーキを踏んだままエンジンスイッチを押してください。 これでエンジンがかかるはずです。エンジンがかかったら、早めにボタン電池(CR2032など指定の電池)を交換しましょう。
また、電池切れ以外でも「電波干渉」によって車がキーを認識できないことがあります。
スマートキーをスマートフォン、パソコン、携帯ゲーム機などの強い電波を発する電子機器と一緒にポケットやカバンに入れていると、電波が遮られてしまいます。
キーを単独で取り出して、もう一度試してみてください。
▼ボタン電池はこちら
バッテリー上がりが疑われる場合の見分け方と安全な対処方法
基本的な確認もスマートキーも問題ない。
スタートボタンを押すと「カチカチカチ…」という連続音がしたり、「キュル…キュル…」と弱々しい音がしてメーターの照明が暗くチラついたりする。
この症状が出た場合は、ほぼ間違いなく「バッテリー上がり(バッテリーの電圧低下)」が原因です。
前述の通り、「電気はつく」からといってバッテリー上がりではないとは言い切れません。
ヘッドライトやエアコンの風量が普段より明らかに弱い、パワーウィンドウの動きが遅いといった症状が併発していれば、バッテリー上がりで確定と言って良いでしょう。
バッテリー上がりが疑われる場合、何度もむやみにスタートボタンを押すのは避けましょう。
残っているわずかな電力を完全に使い果たしてしまい、コンピューターの設定がリセットされてしまうなど、状況を悪化させる可能性があります。
安全な対処方法としては、まずはすべての電装品(ヘッドライト、室内灯、エアコン、オーディオなど)のスイッチをオフにします。
これにより、わずかに残った電力をエンジン始動だけに集中させることができます。
少し時間を置いてバッテリーがわずかに回復するのを待ち、10〜15分後にもう一度だけ、ブレーキをしっかり踏んでスタートボタンを押してみてください。
それでもダメなら、自力での始動は諦め、後述するジャンプスタート(他の車から電気を分けてもらう方法)や、ロードサービスの手配へと移行する必要があります。
ハスラーのバッテリー上がり原因5選とおすすめ予防策

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
「そもそも、なぜバッテリーが上がってしまったのだろう?」と疑問に思う方も多いでしょう。
バッテリー上がりは突発的な故障ではなく、日々の使い方や車の状態の積み重ねによって引き起こされることが大半です。
ハスラーのような現代の軽自動車における、バッテリー上がりの代表的な原因を5つご紹介します。
原因を知ることは、次回以降のトラブルを防ぐ最強の予防策となります。
アイドリングストップやライト消し忘れによる電池消費の注意点
- 原因1:ライト類の消し忘れ(うっかりミス)
最も古典的でありながら、未だに最も多い原因がこれです。
ヘッドライトやスモールランプ、あるいは車内のルームランプの消し忘れです。
特に、ハスラーは車中泊やアウトドアで使われることも多く、ラゲッジルーム(荷室)のランプをつけっぱなしにしてしまったり、半ドア状態で室内灯が点灯し続けたりすることがよくあります。
一晩放置しただけで、翌朝にはエンジンがかからなくなるほどの電力を消費してしまいます。
降車時は必ずライトのスイッチが「AUTO」または「OFF」になっているか、ルームランプが消えているかを確認するクセをつけましょう。
- 原因2:アイドリングストップ機能による過酷な使用環境
現行のハスラーの多くには、燃費向上のためのアイドリングストップ機能が搭載されています。
信号待ちなどでエンジンを停止し、発進時に再始動する機能ですが、実はこれはバッテリーにとって非常に過酷な労働なのです。
エンジンの「始動」には莫大な電力を消費します。
それを1回のドライブで何度も繰り返すため、バッテリーは常に「放電と充電」の激しいサイクルにさらされています。
週末の近所の買い物(チョイ乗り)など、走る距離が短いと、消費した電力を充電する時間が足りず、慢性的な充電不足に陥りやすくなります。
長期間乗らない場合のバッテリー上がり防止対策と電気使用量管理
- 原因3:長期間乗車しないことによる自然放電(暗電流)
「1ヶ月ぶりに車に乗ろうとしたらエンジンがかからない」というケースです。
車のバッテリーは、スマートフォンと同じように使っていなくても少しずつ電気が抜けていく「自然放電」を起こします。
さらに現代の車は、エンジンを切っていてもスマートキーの電波受信待機、カーナビのメモリ保持、時計、セキュリティシステムなどを維持するために、微量な電気(暗電流)を常に消費し続けています。
長期間(数週間〜1ヶ月以上)乗らない状態が続くと、充電が行われないまま放電だけが進み、結果としてバッテリー上がりを引き起こします。
防止策としては、乗る用事がなくても、最低でも1週間に1回、できれば30分程度は車を走らせてオルタネーター(発電機)からバッテリーに充電をしてあげることが理想です。
どうしても長期間乗れない場合は、バッテリーのマイナス端子を外しておくという手もありますが、最近の車は端子を外すとコンピューターの学習機能やカーナビの設定がリセットされてしまうため、あまりおすすめできません。
定期的にエンジンをかけて走らせるのが一番のメンテナンスです。
バッテリー寿命の見極め方と交換に適したタイミングのアドバイス
- 原因4:バッテリーの寿命(経年劣化)
バッテリーは消耗品であり、永久に使えるものではありません。
一般的な車のバッテリー寿命は2〜4年と言われています。
特にアイドリングストップ搭載車専用のバッテリーは、高性能である反面、負担が大きいため、寿命が来ると一気に性能が低下する傾向があります。
「最近、エンジンがかかる時のキュルキュル音が長くなった(弱々しくなった)」
「アイドリングストップしなくなった(システムがバッテリーを保護するために機能を停止させている)」
「ヘッドライトが昔より暗く感じる」
といった症状が現れたら、それはバッテリーの寿命が近づいているサインです。
完全に上がって動けなくなる前に、ディーラーやカー用品店で電圧チェックを受け、早めに交換することをおすすめします。
- 原因5:冬の寒さによるバッテリー性能の低下
冬の厳しい寒さはバッテリーの天敵です。
気温が0度近くになると、バッテリー内部の化学反応が鈍くなり、本来の電気容量の70%〜80%程度しか力を発揮できなくなります。
さらに冬場は、暖房(エアコンのブロアモーター)、シートヒーター、リアデフォッガー(曇り止め)、日が短いためヘッドライトの点灯時間が長くなるなど、車内で消費する電力が一年で最も多くなる季節です。
「性能は落ちているのに、使う電気は多い」というダブルパンチにより、冬の朝一番にバッテリー上がりが多発するのです。
ここで少し補足ですが、軽自動車と普通車では積んでいるバッテリーのサイズや容量が異なります。
当然、軽自動車のハスラーは普通車に比べて小さなバッテリーを積んでいるため、電力の余裕という点ではシビアになります。
軽自動車特有のバッテリー事情や、いざ交換する際の選び方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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バッテリー上がり時におすすめのスタート方法

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
もし、確認の結果やはり「バッテリー上がり」だった場合、車を動かすためには外部から電気を供給してエンジンを始動させる「ジャンプスタート」を行う必要があります。
ここでは、具体的な対処手順と、いざという時に頼りになるロードサービスについて解説します。
ロードサービスやスズキ公式サポートの連絡先・無料サービス利用方法
バッテリーが上がってしまった場合、最も安全で確実なのはプロに任せることです。
「JAFを呼ぶとお金がかかるんじゃ…」と心配する方も多いですが、実はあなたが加入している任意の「自動車保険(任意保険)」には、多くの場合無料で使えるロードサービスが自動付帯されています。
- 1. 自動車保険の無料ロードサービスを利用する
まずは、ダッシュボードの中にある自動車保険の証券や、保険会社のサイトやアプリを確認してみてください。
「バッテリー上がり時のジャンピング作業」は、保険期間中に1回(または複数回)無料で対応してくれる保険会社がほとんどです。
24時間365日対応の専用フリーダイヤルが記載されていますので、そちらに電話をして状況と現在地を伝えれば、レッカー車やサービスカーが駆けつけてプロのスタッフがエンジンをかけてくれます。
- 2. JAF(日本自動車連盟)に救援を依頼する
もしJAFの会員であれば、バッテリー上がりは何度でも無料で対応してくれます。
非会員の場合でも呼ぶことはできますが、昼間で13,000円〜15,000円程度の出張作業料金が発生します。
山間部や雪道など、保険会社のロードサービスでは対応しきれない過酷な状況下ではJAFの存在が非常に心強いです。
- 3. スズキのクレジットカード等の付帯サービス
スズキが発行している「スズキカード」をお持ちの場合、無料のロードサービス(CFスーパーロードサービス等)が付帯していることがあります。
また、一部のクレジットカードにもロードサービスが付いている場合があるので、お持ちのカードの特典を確認してみるのも良いでしょう。
バッテリー交換・充電方法を自分で行う場合の手順と安全ポイント
もし、家族や友人の車(救援車)が近くにいて、かつ「ブースターケーブル(赤と黒の太い電線)」を持っている場合は、自力でジャンプスタートを行うことも可能です。
ただし、繋ぐ順番を間違えるとショートして火花が散ったり、車のコンピューターを破壊してしまったりする危険性があるため、手順をしっかり守ることが絶対条件です。
【ブースターケーブルの繋ぎ方(手順)】
※ハスラー(故障車)と救援車が近づき、ケーブルが届く位置に停めます。救援車のエンジンは切っておきます。
- 赤いケーブルの片方のクリップを、ハスラー(故障車)のバッテリーの「プラス(+)端子」に繋ぎます。
- 赤いケーブルのもう一方のクリップを、救援車のバッテリーの「プラス(+)端子」に繋ぎます。
- 黒いケーブルの片方のクリップを、救援車のバッテリーの「マイナス(-)端子」に繋ぎます。
- 黒いケーブルのもう一方のクリップを、ハスラー(故障車)の「エンジンの金属部分」(エンジンブロックの未塗装の金属ボルトなど)に繋ぎます。※バッテリーのマイナス端子に直接繋ぐと、発生した水素ガスに引火する恐れがあるため避けてください。
- 救援車のエンジンをかけ、アクセルを少し踏んでエンジンの回転数を高めに保ちます(1分程度)。
- ハスラーのブレーキをしっかり踏み、スタートボタンを押してエンジンをかけます。
無事にエンジンがかかったら、繋いだ時と「全く逆の順番(4→3→2→1)」でケーブルを外していきます。
エンジンがかかったハスラーは、充電を回復させるために最低でも30分から1時間程度はエンジンを切らずにドライブをして充電してください。
【重要:救援に関する注意】
ハイブリッド車からの救援は車種によっては可能ですが、システムを損傷するリスクがあるため基本的には避け、通常のガソリン車から救援してもらうのが安全です。
おすすめジャンプスターターと購入時の注意点
最近では、他の車に助けを求めなくても、一人で簡単にジャンプスタートができる「ジャンプスターター(モバイルバッテリー型)」が人気を集めています。
スマートフォンの充電器を少し大きくした程度のサイズで、ダッシュボードに常備しておけるため、ハスラー乗りの方にも非常におすすめのアイテムです。
【おすすめのジャンプスターター選びのポイント】
- ピーク電流:軽自動車のハスラーであれば、ピーク電流が400A〜600A程度あるモデルで十分対応可能です。
- 安全機能:ケーブルのプラスマイナスを逆につないでしまった場合に電流を遮断する「ショート保護」や「逆接続保護」機能が付いているものを選ぶと、初心者でも安全に使えます。
- 多機能性:LEDライト付きのもの(夜間の作業に必須)や、USBポート付きでスマホの充電にも使えるタイプが便利です。
▼おすすめのジャンプスターター
また、もし寿命でバッテリー自体を交換する場合、ネット通販(Amazonや楽天など)でバッテリーを購入すれば、ディーラーやカー用品店よりも半額近く安く手に入ることもあります。
ハスラー(アイドリングストップ車)の場合、適合するバッテリーの型番は「M-42R」または「K-42R」というサイズが一般的です。
※年式やグレードによって異なる場合があるので、必ずご自身の車のボンネットを開けて、現在積まれているバッテリーの上部に貼られている型番シールを確認してください。
ネットで購入し、自分で交換作業を行う場合は、ショートに十分注意し、外した「廃バッテリー」は一般ゴミでは捨てられないため、ガソリンスタンドや不用品回収業者に適正に引き取ってもらう必要がある点に注意しましょう。
ハスラーのキー・スターターシステム異常時の故障診断と点検要点

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
これまでに紹介した「操作ミス」「キーの電池切れ」「バッテリー上がり」のどれにも当てはまらない場合、ハスラーの車体側の機械的・電気的な「故障」が発生している可能性があります。
この領域になると、一般のユーザーがその場で修理するのは非常に困難です。
以下のような症状が見られる場合は、無理にいじらずに速やかにスズキのディーラーや整備工場に連絡(レッカー手配)をしてください。
- 1. セルモーター(スターターモーター)の故障
バッテリーは正常(ライトも明るくつく、ホーンも大きく鳴る)で、シフトもPに入りブレーキも踏んでいるのに、スタートボタンを押しても「カチッ」とも言わない、あるいは「カチン!」という1回の音だけでセルモーターが回らない場合。
エンジンを始動させるためのモーター自体が故障している、あるいはモーターを叩くギアが固着している可能性があります。
- 2. オルタネーター(発電機)の故障
エンジンがかかって走り出した後に、メーター内に赤いバッテリーのマーク(充電警告灯)が点灯し、その後エンジンが止まってしまった場合。
これはバッテリーではなく、走りながら電気を作る「オルタネーター」が故障し、バッテリーに残っていた電気だけで走って、ついには電気が底をついてしまった状態です。
- 3. ヒューズの断線・リレーの故障
エンジンがかからない原因として、電気回路を守るヒューズが飛んで(切れて)いたり、電気のスイッチの役割をするリレーという部品が壊れていたりすることがあります。
どのヒューズが切れているかはヒューズボックスを開けて専門的な知識で点検する必要があります。
- 4. 燃料ポンプ系のトラブル
セルモーターは「キュルキュル」と勢いよく回るのにエンジンがかからない場合、ガソリンタンクからエンジンへ燃料を送り出す「燃料ポンプ」が動いていない(壊れている)可能性があります。
スタートボタンをオンにした時、後方から「ウィーン」というかすかなポンプの作動音が聞こえない場合はこのトラブルが疑われます。
スズキ公式サイトや車種別Q&Aから見る解決事例と便利な最新サービス
最新型のハスラーには「スズキコネクト」というコネクテッドサービス(通信サービス)に対応しているモデルもあります。
スズキコネクトに加入していると、万が一の事故や車のトラブル時に、車内の「SOSボタン」を押すだけで、24時間365日つながる専用のオペレーターに直接通話ができ、ロードサービスの手配などを迅速にサポートしてくれます。
スマートフォンのアプリから車の状態(バッテリー上がり警告など)を確認することもできるため、初めて車を持つ方や、メカに弱い方にとっては非常に安心できる最新サービスです。
まとめ:ハスラーのエンジンがかからない時の総まとめと安心ドライブへのアドバイス

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
いかがでしたでしょうか。
ハスラーのエンジンがかからなくなってしまった時の焦る気持ちは痛いほどわかりますが、一つずつ順番に確認していくことで、意外とあっさり解決できることも多いことがお分かりいただけたかと思います。
最後に、今回の記事で特にお伝えしたかった重要なポイントを「まとめ」として振り返ります。
【今回のまとめ】
- まずは落ち着いて基本操作を確認!:シフトレバーは「P」、ブレーキペダルは硬くても「力強く」奥まで踏み込む
- キーの警告灯(赤い点滅など)を見逃さない!:電池切れならキーをスタートボタンに直接当てて始動する。
- 「キュルキュル音が弱い」「電気が暗い」はバッテリー上がりのサイン!:何度も始動を試さず、電装品をオフにして休ませる。
- 冬の寒さやチョイ乗り、ライトの消し忘れはバッテリーの寿命を縮める!:週に一度はしっかり走らせて充電を意識する。
- 自力で無理ならプロに頼る!:自動車保険の無料ロードサービスやJAFの連絡先を日頃からダッシュボードに入れておく。
- 原因がわからない機械的な故障が疑われる場合は、迷わずディーラーへ連絡を
車は私たちの生活を豊かにしてくれる便利な乗り物ですが、機械である以上、時には機嫌を損ねることもあります。
大切なのは、トラブルが起きた時に「どう対処すればよいか」という知識を持っておくことと、いざという時に頼れる「お守り」を用意しておくことです。
その最強の「お守り」となるのが、充実したロードサービスが付帯された自動車保険です。
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