ホンダの人気車種、N-BOX(エヌ ボックス)で、お気に入りの音楽を聴きながらドライブを楽しみたい!
でも、なぜかスマホ(特にiPhone)とBluetoothがうまく接続できない…。
そんな悩みを抱えていませんか?
「やり方がわからない」
「急に繋がらなくなった」
「音楽が流れない」
といったトラブルは、意外と多くの方が経験しています。
せっかくの便利な機能も、使えなければストレスになってしまいますよね。
この記事では、N-BOXのBluetooth接続で困っているあなたのために、以下の点を分かりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- 基本的なN-BOXのBluetooth接続手順(iPhone/Android対応)
- N-BOXのBluetooth接続できない時の原因と具体的な対処法
- iPhoneユーザーが特に注意すべき確認ポイント
- 接続できても音楽が流れない場合の解決策
この記事を最後まで読めば、きっとあなたのNBOXとスマホがスムーズに繋がり、毎日の運転がもっと快適で楽しいものになるはずです。
手順通りに試して、ストレスフリーなカーライフを手に入れましょう!
N-BOXのBluetooth接続トラブルを完全ガイド

ホンダ・N-BOX公式
N-BOXでBluetoothを使うと、スマホの音楽を車のスピーカーから流したり、ハンズフリーで安全に通話したりと、ドライブが格段に便利になります。
しかし、この便利な機能も「接続できない」トラブルが起きやすいポイントでもあります。
特に、N-BOXのような人気の軽自動車は、初めて車を持つ方や、車載機器の操作に慣れていない方も多く利用されています。
中古車で購入した場合、ナビが純正品でなかったり、設定が前のオーナーのままだったりすることも。
中古のN-BOXをご検討中の方や、軽自動車の選び方に迷っている方は、こちらの「後悔しない中古軽自動車の選び方と人気おすすめ車種を徹底解説」の記事も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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まずは、N-BOXでBluetooth接続が可能な機能や、お使いの機種が対応しているかどうかの基本から確認していきましょう。
N-BOXのBluetooth接続ができる機能・対応機種を徹底紹介
N-BOXに搭載されているナビゲーションシステム(Honda純正の「Gathers(ギャザズ)」など)やディスプレイオーディオの多くは、Bluetooth機能を標準装備しています。
主に利用できる機能は以下の2つです。
- Bluetoothオーディオ(A2DPプロファイル)
スマホ(iPhoneやAndroid)に入っている音楽ライブラリ(Apple Music、Spotify、YouTube Musicなど)を、車のスピーカーから高音質で再生できます。
- ハンズフリー通話(HFPプロファイル)
スマホと連携し、運転中に電話がかかってきても、ナビ画面やステアリングスイッチで操作して、マイクとスピーカーを通して安全に通話ができます。
【対応機種について】
基本的に、Bluetooth機能を搭載しているほとんどのスマホ(iPhone、Androidスマホ)が接続可能です。
- iPhone
iOSのバージョンが極端に古くなければ(目安としてiOS 10以降)、ほぼ問題なく接続できます。
- Android
機種が非常に多いため一概には言えませんが、近年のモデルであればまず対応しています。
ただし、ナビのモデル(世代)とスマホのOSバージョンの「相性」によって、稀に接続が不安定になるケースも報告されています。
N-BOXで利用できるBluetooth機能と基本的な使い方ガイド
N-BOXでBluetooth接続が完了すると、具体的にどのような操作が可能になるのでしょうか。
基本的な使い方を見ていきましょう。
【音楽再生(Bluetoothオーディオ)】
- ナビのオーディオソース(音源選択)で「Bluetoothオーディオ」または「BT AUDIO」などを選択します。
- スマホ側で音楽アプリ(Apple Musicなど)を起動し、再生ボタンを押します。
- 車のスピーカーから音楽が流れ始めます。
- 曲送り・曲戻しや一時停止は、ナビ画面やステアリングスイッチ(ハンドルについているボタン)で操作できる場合が多いです。
【ハンズフリー通話】
- 電話をかける
ナビのハンズフリーメニューから電話帳を呼び出したり、履歴から発信したりできます。
- 電話を受ける
着信があると、ナビ画面に通知が出て、音楽が一時停止します。
ステアリングスイッチの「通話ボタン」またはナビ画面の「応答」をタッチするだけで通話が開始されます。
- 通話を切る
通話終了時も、ステアリングスイッチやナビ画面で操作します。
これらの機能は、一度ペアリング(機器登録)を済ませておけば、次回以降はN-BOXのエンジン(またはACC電源)をオンにすると、スマホが近くにあれば自動的に接続される(自動接続設定がオンの場合)ため、非常に便利です。
iPhoneとN-BOXの接続前に必要な設定と確認ポイント
Bluetooth接続がうまくいかない場合、iPhone側の設定を見直すだけで解決することがよくあります。
N-BOX(ナビ側)を操作する前に、以下の4つのポイントを必ず確認してください。
- Bluetoothが「オン」になっているか?
「設定」アプリを開き、「Bluetooth」をタップします。
一番上の「Bluetooth」のスイッチが緑色(オン)になっているか確認します。
オフ(白色)の場合は、タップしてオンにしてください。
- 「コントロールセンター」でオンになっていても安心しない
画面の上(または下)からスワイプして表示される「コントロールセンター」のBluetoothアイコンが青色になっていても、実際にはオフになっているケースがあります。
必ず「設定」アプリ本体から確認しましょう。
- 機内モードになっていないか?
機内モードがオンになっていると、Bluetoothも強制的にオフになります。
「設定」アプリで「機内モード」がオフになっていることを確認してください。
- iOSのバージョンは最新か?
古いiOSのバージョンが、ナビとの互換性問題を引き起こすことがあります。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で、最新のバージョンがインストールされているか確認し、古い場合はアップデートを試みてください。
これらの基本的な確認だけで、あっさり接続できることも多いので、まずはiPhoneの設定を疑ってみましょう。
ナビ画面にBluetooth機器が表示されない場合の確認ポイント
N-BOXのナビ側で「機器検索」や「デバイス追加」といった操作をしても、接続したいスマホ(iPhoneなど)の名前がリストに表示されないことがあります。
この場合、原因は「スマホ側が、他の機器から検出できない状態(ステルスモード)」になっている可能性が高いです。
【確認ポイント(iPhoneの場合)】
- iPhoneは、「設定」→「Bluetooth」の画面を開いている間だけ、他の機器から検出可能(ペアリング待ち受け状態)になります。
- ナビ側で機器検索を開始するのと同時に、iPhone側でも「設定」→「Bluetooth」の画面を開いたまま待機してみてください。
【確認ポイント(Androidの場合)】
- 機種によりますが、「Bluetooth」設定画面内に「他のデバイスから検出可能にする」や「検出を許可」といったスイッチがある場合があります。これがオンになっているか確認してください。
- iPhone同様、Bluetooth設定画面を開いている間だけ検出可能になる機種もあります。
ナビがスマホを見つけられない時は、スマホ側が「見つけてもらう準備」ができているかを確認することが重要です。
N-BOXでスマホをBluetooth接続する手順と必要な設定

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
ここからは、いよいよN-BOX(ホンダ純正ナビ Gathersを想定)とスマホ(iPhone/Android対応)をBluetooth接続する具体的な手順を解説します。
機種によって多少の画面遷移や文言の違いはありますが、基本的な流れは同じです。
安全のため、必ず車を安全な場所に停車させてから操作を行ってください。
Bluetooth接続前に確認すべきナビ・オーディオ本体の状態
まず、N-BOX側の準備を整えます。
- NBOXの電源を入れる
エンジンをかけるか、キーをACC(アクセサリー)の位置まで回して、ナビゲーションシステムの電源をオンにします。
- ナビが起動するのを待つ
ナビが完全に起動し、地図画面やメニュー画面が表示されるまで待ちます。
- 他のBluetooth機器が自動接続されていないか確認
もし家族のスマホなど、以前に登録した機器が近くにあると、そちらが自動的に優先接続されてしまうことがあります。
ナビ画面の上部(ステータスバーなど)にBluetooth接続マークが表示されている場合は、一旦その機器のBluetoothを切るか、ナビ側で「接続解除」を行うとスムーズです。
ナビが操作可能な状態になったら、次のステップに進みます。
Bluetooth設定画面の表示方法と選択メニュー詳細解説
ここでは、一般的なGathersナビを例にしたiPhoneの接続手順を紹介します。
| ステップ | 操作内容 | 詳細・ポイント |
|---|---|---|
| ステップ1:ナビ側の設定画面を開く |
|
ナビの種類によって表記が異なるが、「Bluetooth設定」を探せばOK。 |
| ステップ2:ナビ側をペアリング待機モードにする |
|
この状態で、ナビがスマホから検出できるようになる。 |
| ステップ3:iPhone側でナビを検索・登録 |
|
両方に同じ番号が表示される場合は、ナビとiPhoneの両方で「はい」や「ペアリング」を選択。 |
| ステップ4:接続の許可と完了 |
|
設定完了後は、次回から自動で接続されるようになる。 |
Bluetooth接続ができない時に考えられる主な原因一覧

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上記の手順通りにやっても、接続できない場合は何が原因なのでしょうか。
よくあるトラブルの原因と、その対処法を見ていきましょう。
登録済み機器のリストがいっぱいの時の削除・変更方法
多くのカーナビには、Bluetooth機器を登録できる台数に上限(例: 5台~7台)が設けられています。
中古車で購入したN-BOXの場合、前のオーナーが登録した機器や、家族で複数のスマホを登録した結果、この上限に達してしまい、新しい機器(あなたのスマホ)が登録できなくなっている可能性があります。
【対処法】
- NBOXのナビ側で、Bluetooth設定画面(「機器登録」と同じ画面)を開きます。
- 「登録機器リスト」「接続機器一覧」といったメニューを探してタッチします。
- 現在登録されているスマホのリストが表示されます。
- 明らかに不要な機器(例: "GALAXY S10" や "前のiPhone" など)や、現在使っていない機器を選択し、「削除」「登録解除」といったボタンでリストから削除します。
- リストに空きができたら、再度「新規登録」からあなたのiPhoneの接続を試みてください。
iOSやAndroidのバージョンとBluetooth接続不良の関連性
スマホのOS(iPhoneならiOS)が古いと、Bluetoothの互換性プロファイルがナビ側とうまく噛み合わず、接続エラー(ペアリング失敗)や、接続できてもすぐに切れるといった不安定な動作を引き起こすことがあります。
【対処法】
1.OSのアップデート
- (iPhone)「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- (Android)「設定」→「システム」→「システムアップデート」(機種により異なります)
最新のOSが提供されている場合は、Wi-Fi環境下でアップデートを実行してください。
2.ネットワーク設定のリセット
- OSアップデートでも改善しない場合、iPhoneの「ネットワーク設定をリセット」を試みると改善することがあります。
- (iPhone)「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」
※注意: これを行うと、保存されているWi-Fiのパスワードや、他のBluetooth機器のペアリング情報もすべてリセットされるため、最終手段としてお考え下さい。
N-BOXで音楽や通話が再生・利用できない場合の接続状態確認

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「ペアリング(接続)は成功したし、ナビ画面にもiPhoneの名前が出ている。でも、音楽が流れない!」というケースもよくあります。
これは、接続はされているものの、「音声の出力先」の設定が間違っている可能性が高いです。
知らないと損するBluetoothオーディオ出力設定変更方法
接続済み(ペアリング済み)なのに音楽が流れない場合、以下の2点を確認してください。
1. N-BOX(ナビ)側のオーディオソースは正しいか?
- ナビのオーディオソース選択画面(「AUDIO」ボタンなど)で、再生モードが「Bluetoothオーディオ(BT AUDIO)」になっていますか?
- 「FMラジオ」や「AMラジオ」、「テレビ」などが選択されていると、Bluetooth接続されていても音は出ません。必ず「Bluetoothオーディオ」に切り替えてください。
2. スマホ(iPhone)側の出力先は正しいか?
- iPhoneで音楽を再生中、コントロールセンターを開くか、音楽アプリの再生画面にある「AirPlay」アイコン(三角形と円が組み合わさったマーク)をタップします。
- 出力先デバイスのリストが表示されます。ここで「Honda HFT(ナビのデバイス名)」が選択されていますか?
- もし「iPhone」や「接続中のワイヤレスイヤホン」が選択されていると、音はNBOXのスピーカーから出ません。必ずナビのデバイス名を選択してください。
また、基本的なことですが、N-BOX(ナビ)側とスマホ側の両方の音量(ボリューム)がミュート(消音)になっていたり、極端に小さくなっていないかも確認しましょう。
N-BOX Bluetooth機能を最大限活用する便利な使い方・効果的な操作

ホンダ・N-BOX公式
無事にN-BOXとスマホがBluetooth接続できるようになったら、その便利な機能を最大限に活用して、ドライブをさらに快適にしましょう。
音楽や電話をより快適に利用するための設定&操作方法
- 自動接続設定をオンにする
ナビのBluetooth設定で「自動接続」をオンにしておくと、次回からN-BOXの電源を入れるだけで、あなたのiPhoneが自動的にペアリングされます。
乗り込むたびに設定する手間が省け、非常に快適です。
- ステアリングスイッチを使いこなす
NBOXのハンドル(ステアリング)には、オーディオや通話を操作できるスイッチが装備されているモデルが多いです。
「音量(VOL)」「曲送り/戻し(CH)」「通話/終話ボタン」「ソース(MODE)切り替え」などをハンドルから手を離さずに操作できるため、安全運転にも繋がります。
- ドライブのお供に「聴く読書」を
音楽だけでなく、オーディオブックもBluetoothで楽しめます。
長距離ドライブや通勤時間に、「Amazon Audible (オーディブル)」などでビジネス書や小説を「聴く読書」でインプットするのも、時間を有効活用できておすすめです。
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- 後部座席の快適性もアップ
NBOXは後部座席が広いのも魅力です。
ご家族や特にお子様を乗せる機会が多いなら、快適性を高めるアイテムも揃えたいところ。
例えば、6歳以上のお子様向けの「モトリア」のようなリアシート用クッションは、長時間のドライブでも疲れにくく、おすすめです。
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よくあるQ&AとN-BOXユーザーの体験談まとめ

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Q1. N-BOXにBluetooth機器は2台同時に接続できますか?
A1. モデルによりますが、多くのナビでは「通話用(HFP)はAさんのスマホ、音楽用(A2DP)はBさんのスマホ」といった形での同時接続(使い分け)が可能な場合があります。
ただし、2台のスマホから同時に音楽を流すことはできません。
設定画面で「接続切替」や「優先機器設定」を確認してみてください。
Q2. 接続できているのに、ナビの画面に曲名やアーティスト名が表示されません。
A2. これは、Bluetoothの「AVRCP」というプロファイルのバージョンが、ナビとスマホで合っていない場合に起こります。
OSのアップデートで改善することもありますが、ナビ側が古い場合は仕様として諦めるしかないケースもあります。
Q3. 音質が悪い、または音が途切れます。
A3. スマホをポケットの中やカバンの奥深くに入れていると、電波が遮られて音が途切れることがあります。
なるべくナビに近い、障害物の少ない場所(ドリンクホルダーなど)に置いてみてください。
また、ナビ側に音質設定(イコライザーなど)があれば調整してみましょう。
ネット上の体験談(知恵袋など)でも、
「Gathersナビの登録台数がいっぱいだった」
「iPhoneの設定画面を開いたら繋がった」
「ナビとスマホを再起動したら直った」
という声が非常に多いです。
まずはこの記事で紹介した基本的な対処法を試すことが、解決への一番の近道と言えそうです。
まとめ:N-BOXでBluetoothを安全かつ快適に使うための総まとめとアドバイス

軽自動車&バイクのある暮らし・イメージ
N-BOX(ホンダ純正ナビ Gathersを想定)とスマホ(iPhone/Android)接続は、いくつかの「つまずきやすいポイント」を理解しておけば、決して難しいものではありません。
接続できないトラブルに見舞われた時は、慌てずに一つずつ原因を確認していきましょう。
【今回のまとめ】
- スマホのBluetoothとOSをまず確認する
- ナビの登録台数がいっぱいなら不要な機器を削除
- スマホは「検出可能」状態にしてペアリングする
- 音が出ないときはソース・出力先・音量をチェック
- 改善しない場合はナビとスマホを再起動して再ペアリング
何よりも安全運転が第一です。
Bluetoothの接続設定やスマホの操作は、必ず安全な場所に停車してから行ってください。
快適なBluetooth接続で、N-BOXとのドライブがもっと楽しくなることを願っています!
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